コクーンタワー5階には…

HAL東京入学相談室です。

コクーンタワー5階には図書館があります。
HALはデジタルの学校なのでPCをそろえた実習教室も
数多くありますが、図書館にはITやデジタルコンテンツに関する書籍を幅広くそろえています。

ゲームやアニメの設定資料集、デッサン資料、技術専門書、資格試験対策本など調べものや資格の勉強に学生が良く利用する人気のスポットです。

図書館は姉妹校「東京モード学園」「首都医校」とも共通なので、ファッションや医療関連の本も数多くそろえています。
例えば、

☆ 60年代アメリカファッションの資料集を参考にミュージック学科が音楽を作ったり
☆ 16世紀のドレスの資料集を参考にCGキャラクターの衣装をデザインしたり
☆ 骨格や筋肉の資料集を参考にしてデッサンをしたり
姉妹校の資料をHALの学生が見ることもできます。

図書館司書の先生(本の探し方や図書館の使い方を教えてくれる先生)に取材をしたら

■ 昨年度HALの学生にもっとも貸し出された本ランキング
1位 Docker実践入門 : Linuxコンテナ技術の基礎から応用まで
2位 DirectX 11 3Dプログラミング
3位 C++クラスと継承完全制覇
イラスト集やCG映画・マンガ・ゲームの原画集もランクインしていましたが、トップ3冊はともに技術解説本でした。

■ HALの学生だけで年間約2500名が図書館を利用している
資格の勉強や技術力の向上に図書室を活用する学生も多いです。またwi-fiと電源もあるのでパソコンを持ち込んで作業する学生もいます。

■ 学生がリクエストを出して図書を用意できる制度がありますが、HALの学生からのリクエストは毎年多いそうです。
理由は技術書や設定資料集・業界の統計資料集などは個人で入手するのが困難なものも多いからなんだそう。作品を作るときや就職に向けて業界研究に熱心な学生が多いようです。

入学相談会では図書館も見学できますよ!
本が好きな人はもちろん、あまり読まない人もこの機会に自分の目指す業界や職種の専門書を見てみるといいですね!様々な出会いや発見があるはずです。

図書館

プロへの第一歩

HAL東京入学相談室です。

先日HAL東京の入学式が行われました。
今年は密を避けるため人数を分散しての開催としました。

新入生にとってはプロになるための第一歩。
このコクーンタワーで技術を磨きプロになるための学びがいよいよ始まります。

初回のオリエンテーションではさっそく就職指導室からの授業もあり、入学早々就職への準備も始まります。

これからのキャンパスライフは、技術を通じて様々なモノが作れるようになる幸せを感じられるでしょう。
また自身が作ったモノを通じて人の心を動かすことの喜びは格別でしょう。
一方で自身の技術を高めていくことへの心配もあるでしょう。
そんな気持ちを理解しあう仲間・先輩・先生がHALにはたくさんいます。

また入学式は誘導係などを先輩学生が対応します。
2年生の彼らは昨年入学式を実施できなかったため初めての入学式参加となりました。

進級進学おめでとう!

新入生
在校生代表の言葉
就職指導室より
当日サポートしてくれた先輩

プロに囲まれる学校生活

HAL東京入学相談室です。

今回は就職活動について紹介します。

専門学校は卒業後に技術職(専門職)に就職することが大きな目標です。
技術職(専門職)とは、主にモノづくりの分野で専門的に使われるツール(道具やソフト)を駆使して、生活やエンタテイメント、そして様々な仕事に役立つモノを生み出す職種のことです。
仕事の種類によってはデザイナー・プログラマー・エンジニア・クリエイター・アーティストなどと呼ばれます。

技術職(専門職)への就職では、通常選考で課される面接のほかに重要なポイントがあります。それは技術力を示すポートフォリオ(作品集)の提出が求められるという点です。

そのことから、学生は志望する業界・企業のニーズに合わせて
・志望分野の業界事情・企業・職種の研究
・自分の強みを理解する自己分析
・強みを仕事に生かせることをアピールするための準備(書類・面接・作品)
を技術をアピールする作品制作と同時に行う必要があります。

HALでは就職指導室の先生に、いつでも就職相談できる体制を整えています。
作品へのアドバイスや面接の練習も個別に行います。また、就職準備のための授業が必須のカリキュラムとなっていて、現在学生はオンライン形式で受講しています。この授業では、履歴書の書き方や企業の選び方、目標とする企業へ就職するためのアドバイスなどを指導しています。

入学したばかりの頃は目標とする会社や仕事はまだ決まっていない学生がほとんどです。
目標は学校生活の中で先生から紹介を受けたり、先輩が就職した体験を聞いて知ったり、学校の中で実施する学内企業説明会で決める学生も多いです。
「プロに囲まれる学校生活で就職力を鍛える」
そんなキャンパスライフです。

実習教室で授業を受ける学生
授業中の学生

未来創造展開幕

HAL東京入学相談室です。

いよいよ本日正午から未来創造展が幕を開けました!

「未来創造展2021」は、創造力の集大成となる卒業制作を発表する、IT・デジタルコンテンツ・ファッション・ビジュアルの祭典です。YouTube・SNSも活用し、オンラインで作品発表から受賞結果までを全世界に配信します。

HALの学生作品展示では最先端の技術を用いたオリジナルゲームやサービスの提案など学びの集大成を発表します。

◎ ゲーム学部ではアイデアあふれるゲームがあったり
◎ CG学部が作った映像にミュージック学部が作ったBGMを作成したり
◎ IT学部が新しいアプリケーションを提案したり
◎ 先端ロボット学部がロボットを発表したり
◎ カーデザイン学部が未来の車を提案したり
これからプロとして活躍する学生たちの情熱あふれるイベントです。

オンラインならではのコンテンツを多数用意しています。
また場所や時間を飛び越えてすべての学生作品にいつでもアクセスできます。
https://miraisozoten.com/
TOPページ右下から各学校に入ってください。

アニメの音を学生が制作

HAL東京入学相談室です。

今回はHALのミュージック学科の「MA演習」の授業を紹介します。

「MA演習」とは、MAエンジニアとして必要な知識と技術を習得する授業です。映像に対してBGM・効果音・ナレーションなどの音付けや、その際に必要な音声収録技術と編集加工技術を学びます。学生は、音の無いアニメ映像に自ら収録した音を使って、キャラクターの動きやシーンの変化に表現力を与える演出方法を学びます。実際にレコーディングスタジオで、プロと同じ機材を使っての実習です。

課題のアニメシーンは、シリアスな雰囲気で主人公が登場人物を追いつめる緊迫したシーンです。学生は、このシーンに合う環境音や人物動作、心情表現、BGMの編集など、演出に必要な音源を、すべてプランニングし制作していきます。

例えば、今回の課題のシーンでは
・ナレーション
・シーンに合う音楽
・キャラクターの声
・足音
・服の擦れる音
・登場人物が倒れる音
など様々な音が必要です。

学生は特に、足音と人が倒れる音の収録が大変だったそう。
革靴で歩くシーンではその場で足踏みをして足音を収録すると、重心移動がなく均一な音になってしまい、リアリティが欠けてしまったため、シーンと同じ床の材質で実際に歩いた音を収録。
人が倒れるシーンでは、重たい荷物を床に落として音を録っても倒れる音にはならなかったため、学生が実際に床に倒れる動作を収録し、リアルな音にこだわったそうです。

こうしてできたシーンは、とてもリアルな音に仕上がりました。1つのシーンの音を収録するだけでも実に多くの工程があることに気が付きました。また音によって、アニメの1シーンにもたらす効果を学びました。

授業の様子
授業の様子
学生の様子
学生の様子
先生との一コマ
先生との一コマ
作業中の学生
作業中の学生