人の心を動かすゲームを考える

こんにちは。HAL東京入学相談室です。
今回はゲーム学部の授業を紹介します。

HAL東京では業界知識を深めるための専攻科目という授業があります。ゲーム開発の現場で必要とされる知識や実際に利用されている技術についての研究を行います。業界の知識だけではなく、クリエイターとしての心構え・在り方などを学びます。

今回の授業では、ジャンルごとにテーマを分けて、
・アクションゲームの面白さ(プレイヤーが敵を倒したり謎を解いたりするゲーム)
・オープンワールドゲームの面白さ(プレイヤーが自由に移動できるゲーム)
・シューティングゲームの面白さ
についての講義を受けます.

どのタイミングのどこで面白さを感じさせるか。またゲームエンジンを使った開発環境による違いも知ることができました。
映像、音楽、難易度、操作性、設定、開発者のこだわり、開発環境による違いなどゲームには、人の心を動かす要素がたくさん詰まっていることを学びました。

学生たちは、実際のゲーム開発の様子を聞きながら、真剣に授業に参加していました。

学生の様子
授業の風景

なぜアメリカではピックアップトラックが売れているの??

こんにちは。HAL東京入学相談室です。
今日はカーデザイン学科1年生の授業を紹介します。

コンピュータリテラシーの授業の一環で、パワーポイントを使って発表の練習を行います。
この日のテーマは「10年後の自動車を考える」
先週、先生から日本・アメリカ・中国・ヨーロッパの自動車販売台数ランキングが示されました。
学生は自ら選んだ地域の10年後の自動車を考え5分間で発表します。
地域ごとに生活様式・法律・自動車の扱い方が違うため売れる車の形にも大きな違いが生まれることが分かりました。

学生の発表から
・アメリカではなぜピックアップトラックが売れているのか
・中国ではなぜ大型のセダンが売れているか
・ヨーロッパではなぜコンパクトな車が売れているのか
・日本ではなぜ軽自動車が売れているのか
を知ることができました。
特にアメリカではピックアップトラックと言って、荷台のついたトラックが売れているのだとか。
日本のように全土の道路が舗装されているわけではないため悪路の走行性能が重視されること。
ガソリン価格が安いため燃費はあまり重視されない。など日本の自動車を取り巻く環境とは異なるアメリカの事情を知ることができました。

最後に全員でプレゼンテーションをうまく行う秘訣を共有し、発表の良かった点と改善点を発表します。まだ1年生なのでうまくいかないこともありましたが、先生や友人と練習を重ねて皆さん堂々と発表していました。
10年後の自動車のスタイルを考えることでニーズをつかみヒットする自動車作りを学びます。これからの世界の自動車産業を考える機会となりました。