留学生交流会


先日、留学生向けのイベントとして「留学生交流会」が開催されました。
HALの学生だけでなく、これから入学する新入生や日本語学校で勉強している学生など100人近くの留学生が参加しました。

この日は、昨年10月にも同イベントを行いましたが、今回は新しい試みとしてHALの校舎を贅沢に使用した「宝探しゲーム」を実施。スマートフォンとQRコードを用いてレア度の高い宝物をチームで協力して探してもらいます。優勝した学生には豪華プレゼントも!?

また、交流会では未経験から業界就職を決めた先輩学生のトークライブも開催。
入学後の自分たちと姿を重ねて、真剣に話を聞いているのが印象的でした。

国際色豊かなHAL東京では、毎年多くの留学生が入学しています。
日本人と同じクラスで勉強していきますので、国際交流も楽しみですね!

ある日のコクーンタワー

<29階>
松林先生の授業中
手のアニメーションをタブレットで制作中

<27階>
3校合同コンテストの打ち合わせ中

こっちの彼は基本情報技術者午前免除試験へ向けて勉強中

ワンピースのカードゲーム中
左のデッキは約20000円かけて構築して右のデッキは6000円かけたそう

ワンピースのカードゲームは戦略でお金をかけたデッキに勝てるのも楽しいんだそう

<35階>
レコーディングスタジオではHALの学生が歌った歌をみんなで編集中!

校費留学レポ―ト12月

HAL 東京 CG 学科CG アニメーション専攻2年制課程 
2023 年度卒業生 Sさん
留学先: Vancouver Institute of Media Arts


▶ホストファミリーとクリスマス会をしたりクラスメイトと忘年会をしたり

12 月になり、あまり休む暇なくTerm 2 が始まりました。
ついに業界で使用度があがっているHoudini とUnreal Engine の授業が開始。新しいプログラムを同時に一気に学習する難しさにかなり苦戦していますが、基礎と自身の専門分野に必要な操作を中心に積極的に習得していきたいと思い取り組んでおります。
一方、課題や授業の合間にコツコツ作業を進めてきた自主制作のビンテージカメラをおおかた完成させることができました。
まだ気になる点がありますが、あまり時間を掛けすぎるのもよくないので一旦次の制作に進み、気分転換に追加作業をしようと思います。
年明けからはデモリール用の作品の制作を開始予定です。

Term 2 のMaya の授業ではインテリアのモデリングの課題が出ました。
今回の課題はフォトリアルをさらに追求することを目標に、映画『パラサイト半地下の家族』のトイレをリファレンスとして選びました。 デモリール作品として出せるように仕上げていきます。

エンバイロンメント・アーティスト(Env)になるためのフォトリアルなオブジェクトの自主制作は継続中です。
今回作ったビンテージカメラは様々な形、質感、テクスチャを一つのオブジェクトで扱えるという面で題材としては正解でした。
先輩アーティストの添削で、モデリングの腕は良く、スピードも早いのでテクスチャや質感設定に時間をかけて詰めるようにアドバイスをいただきました。(赤革の蛇腹のモデルは修正予定ですが…)
今までの私は「7 割~8割でもいいから期限に間に合うように早く仕上げて次に進む」という考えで作業をしていたので、細部にこだわる余裕がなく、粘り強さ、もあまりなく、完成度も中途半端だったという気づきがあったことがが自分にとってとても大きかったです。
もちろん、今後アーティストとして仕事をする上で納期が大切なので、限られた時間内でどれだけ細部をより詰められるかが今後の自分の課題になると感じました。
次の制作が控えているため、ビンテージカメラの制作は気分転換に作業をするなど、別でコツコツ続けていきます。

課題4つ
1Maya ( インテリアモデリング~2月まで)   
2NUKE プロジェクション(2D 画像を3D の空間で動かす)
3Houdini (SOPでカップケーキのモデリング)
4Matte Painting( Photoshop で合成)
・ 学習ソフト: Maya、Substance Painter、 NUKE、Photoshop、Houdini、Unreal Engine
・ 作業時間: 80 時間 
バンクーバーにきて4カ月、周りの人に恵まれ、助けられながら楽しい( 時に制作が苦しい…笑) 時間を過ごしています、残り8カ月と考えたらやはり時の流れの早さを実感しますが、まだまだ学べることがたくさんあるので、年末年始に少し休んでまた新たな気持ちで2024 年も頑張ります!

☆☆☆☆☆☆☆ 校費留学制度 ☆☆☆☆☆☆☆
HAL東京ではグローバルな人材育成を行うための校費留学制度を設けています。
本学卒業後にアメリカの大学や専門学校に留学する制度で渡航費・入学金・学費1年分を学校負担で斡旋するものです。
今後も不定期に校費留学生として学ぶ学生からのレポートを紹介します。

サウンドミドルウェア講座

ゲーム学部を対象にCRI・ミドルウェア社によるサウンドミドルウェア講座が行われました。

CRIミドルウェア社https://www.cri-mw.co.jp/

ミドルウェアとは、音量の調整や発音のタイミング、繰り返しの制御などの難しい設定をサウンドのデータ側に設定することでゲームのプログラムをする側は単純な再生を実行するだけで効果的にサウンドを組み込むことができる仕組みです。

ゲーム内のサウンドには様々な種類があり、例えば繰り返し音を鳴らす場合に単純に音を鳴らすだけだと単調になってしまいます。そこで音量やエフェクトを加えることで変化を与えたり、意図的にタイミングをずらすことで自然な音の繰り返しを再現することができます。

講義では実際のゲーム内のサウンドを聞きながら、ゲームに実装した場合にどのような効果があるのか実例を交えて紹介頂きました。

↓学生は真剣に授業に臨んでいました

就職活動中の学生もスーツで参加☆