春休みを迎えたコクーンタワー
今回進級制作展(HEW)で受賞した学生にインタビューしました!
ゲーム4年制学科・ゲーム制作コース 1年生
山室さん
テーマ☆1年生を振り返って☆
■私がHALに来た理由
・高校の頃から、ホロライブのメタバースプロジェクト「ホロアース」の開発に関わりたいと思っていました。ゲームを作るならHALというCMや、CMの曲を歌っていたのが、「星街すいせい」さんだったので、ここならカバー社にも就職できるのではないかと考えて、HAL東京に来ました。
■1年生を振り返ってできるようになったこと
・技術的な面で言えば、UnityやC言語でゲームを作れるようになり、年度末の進級制作展で銅賞を取れるくらいには入学初期と比べて成長したと思います。
・ほかにも、一年間を通してアシスタントスタッフや学生主体の運動会(レク)など、いろいろなイベントに運営参加していたので、イベントや企画の進め方、人に指示を出す力など、様々なことが出来るようになりました。
自分がHALに入って、とりあえずやってみようのマインドで挑戦してみて良かったと思います。
その分、失敗や後悔は多いですが、チャレンジ精神が身に付きました。
■クラスでの思い出
・入学して、すぐの頃のクラスで動画を作るイベントがあったのですが、夜遅くまで残って動画の撮影をしたり編集をしたり、入学して最初のクラスでのイベントだったので、非常に楽しかったです。
・学期末に大きな作品を作る課題が出るのですが、友達と夜遅くまで残って作品を作ったり、見せ合いながら改善点を探ったりしました。
■進級制作展結果
・HEW(進級制作展) 銅賞を受賞
同じ学年のゲーム制作学科では、上位6人に入る賞です。
HEWに参加して最も学んだことの一つは、最後まで諦めずに作品を完成させる大切さです。開発プロセスは自分が当初想定していたよりも複雑で時間がかかることが多く、締切に間に合わないのではと不安になることもありました。しかし、「もういいや」と投げ出さずに提出期限ギリギリまでベストを尽くし続けたことが、最終的に銅賞という形で実を結びました。
・二つ目の大きな学びは、周囲の人々との協力の重要性です。一人でゲーム開発を進めていると、技術的な壁にぶつかって行き詰まることがあります。独学で解決策を探ることにも価値はありますが、先輩や友人に相談することで、新たな視点からの貴重なアドバイスや、思いもよらなかった解決策を見つけることが出来ました。
また、開発の途中で「このゲームは本当に面白いのだろうか?プレイヤーは楽しんでくれるだろうか?」と迷う時期が必ず訪れます。そんな時こそ、周りの人に実際にプレイしてもらい、率直なフィードバックを求めることが重要です。他者の視点を取り入れることで、自分では気づかなかった改善点が見え、作品の質が大きく向上します。
HEWでの経験を通じて、技術的なスキルアップだけでなく、粘り強さと協力の精神の大切さを学べたことが、私にとって何よりも価値のある収穫でした。
■アシスタントスタッフで学んだことやできるようになったこと
(※アシスタントスタッフはHALの体験入学の運営や学内の機材の管理をする学生委員会です)
・一つ目の大きな学びは上下関係や人間関係に関するものです。
学生組織なので、もちろん先輩後輩の上下関係があります。社会に出ても必要な経験の一つを早めに学べたのはHALでは大きな経験になると思います。
・二つ目はゲーム制作についてです。
他学科との交流が増えたことで、自分が作るゲームのイラストや音などを依頼できるようになったことです。アシスタントスタッフには他の学科の人がたくさんいるので、委託などを活用して、自分が作りたいゲームを作れる良い環境だと思います。
■春休みの予定
・春休みの予定は、ホロインディーに出す二次創作ゲームを作ったり、新しく出たモンハンワイルズや、溜まっていたゲームをたくさんやって、2年生に備えたいです。
■今現在興味あることとその理由
・ホロライブの二次創作ゲーム「ホロインディー」にものすごく興味があります。
二次創作のゲームを公式が受け入れてくれる貴重な機会なので、自分の作品を持っていきたい気持ちや、将来はホロライブに関われるところに就職したいので、自分の技術力や熱意を伝えられる貴重な場所として考えています。