HAL 東京 CG 学科CG アニメーション専攻2年制課程
2023 年度卒業生 Sさん
留学先: Vancouver Institute of Media Arts
Term 3 がついに終わりました。毎月言っていますが、本当に
あっという間に時間が過ぎていて、気持ちが追いつかない時がありますが、
ここまでやってこれたと少しずつ自信を持てるようになりました。
5月は完全にデモリール制作に向けての準備が進みました。本格的に
作業をするに当たって必要なリサーチや技術検証、作業計画や
スケジュール作りなどをすることが多かったです。一方、Nuke と
Houdini の授業では最後の大詰めという感じで必要なノウハウや
ワークフローを復讐するような形で進みました。
私の感覚的にもう数か月早くから制作準備を始めてもいいのでは?と
感じており、1年コースとは言え、Term 4 の 3 カ月だけでデモリールを
形にするのはやや厳しそう…という印象がありましたが、クラスメイトの
ほとんどは進みたい職種が決まり、あとはデモリールを作り込める所まで
作るのみ!という形でついに Term 4 を迎えます。
デモリール制作において、一つの作品を仕上げることに
集中するだけではなく、デモリールの全体像を具現化することも
重要だと教わり、ストーリーボード( 絵コンテ) などを用いて、
「デモリール全体の構成を練る」ということをしました。
本来であれば一つの作品に集中すべきだと思われがちですが、
全体像(作品数、尺、作品の見せ方、等)を予め決めると
制作スケジュールを逆算し、作業計画立てやすくなります。
また、希望の職種の作品制作に加え、ライティングや
レンダリングなどの出力、また、出力したデータを一本の
映像にまとめる編集作業もしなければなりません。 様々な必要な
作業工程を洗い出すためにも、デモリール作品の全体像を
客観的に見る大切さを改めて実感しました。
☆☆☆☆☆☆☆ 校費留学制度 ☆☆☆☆☆☆☆
HAL東京ではグローバルな人材育成を行うための校費留学制度を設けています。
本学卒業後にアメリカの大学や専門学校に留学する制度で
渡航費・入学金・学費1年分を学校負担で斡旋するものです。
今後も不定期に校費留学生として学ぶ学生からのレポートを紹介します。