学生が新宿近郊のスポットを訪れた訪問記を紹介する「HAL生の社会科見学」コーナー
今回はコクーンタワーの向かいにあるSOMPO美術館へ訪問した学生から
学生広報担当 CG・デザイン・アニメ4年制学科 Oさん
こんにちは。私はこの度HALのお隣、SOMPO美術館で開催されている北欧の神秘展に行ってきました。北欧とは、一般的にノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、アイスランドの5カ国を含みますが、今回はその中でもノルウェー、スウェーデン、フィンランドの3カ国に焦点を当てた展覧会となっていました。北欧の厳しくも雄大な自然や、北欧神話や民間伝承を元にした絵などが飾ってあり、とても面白かったです。
特に印象的だったのは、ガーラル・ムンテのオースムンを主役とした連作の絵画や、テオドール・キッテルセンの作品です。今回展示されていたガーラル・ムンテの連作は実際には10点あるそうで、今回はそのうちの4点が展示されていました。鮮やかな色使いで、個々で見たらコミカルにも思えるキャラクターたちが、絵画全体で見ると不気味な印象を受けるのが印象的でした。
また、テオドール・キッテルセンの作品は今回3枚の絵と館内で特別ムービーが流れていましたが、どれも一枚でストーリー性を感じるものでした。特に自分が衝撃を受けたのは、光の表現です。どの絵も逆光の中浮かび上がる影が共通して描かれていましたが、光の強さや表現が全然違い、また受ける印象も全く異なり面白かったです。
今回は写真OKのフロアがあったので、何点か撮って見返してみたのですが、実物には写真に写らない迫力があるので、気になる展覧会が開催された折にはぜひ参加したいと思います。
<SOMPO美術館>
〒160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1
※「北欧の神秘展」は6/9まで
美術館の詳細は公式HPへ