岡本太郎記念館へ

学生が新宿近郊のスポットを訪れた訪問記を紹介する「HAL生の社会科見学」コーナー
今回は岡本太郎記念館へ訪問した3名の学生から

ーーーーーーーーーー1人目
学生広報担当 CG・デザイン・アニメ4年制学科 2年 Oさん

おはようございます。今回私は青山にある岡本太郎記念館に行ってきました。岡本太郎記念館では現在、『ヤノベケンジ:太郎と猫と太陽と』という企画展を開催中です。常設の展示に加え、いたるところに宇宙服を着た猫がいてかわいかったです。

今回訪れた中で特に印象的だったのは、2階で流れていたヤノベケンジ氏に関する動画です。太陽の塔と猫との関係の話や、太陽の塔にのぼった際の実際の映像が衝撃的で印象に残りました。また、世の中には自分の想像もつかないことをする人間がいるのだという学びを得ました。
自分にはない知見を得られとても勉強になったので、今後も機会がある限りいろいろな展覧会を訪れてみたいです。

ーーーーーーーーーー2人目
学生広報担当 CG・デザイン・アニメ4年制学科 2年 Nさん
こんにちは〜!!!

今回は岡本太郎記念館にて開催された「ヤノベケンジ:太郎と猫と太陽と」の展示に行ってきました。
岡本太郎と言えば1970年の大阪万博の際にシンボルとして作られた「太陽の塔」や、「芸術は爆発だ!」の言葉で有名ですね!
今作はその岡本氏の太陽の塔からインスパイアされたヤノベケンジ氏の作品になります。
本展はGINZA SIXに天井から吊るされている〈BIG CAT BANG/猫大爆発〉と連動した展示にもなっています。
元々ヤノベケンジ氏の作品として〈SHIP’S CAT〉という作品があり、そのシリーズもの、ということになるのかな?

本展示のメインは二階らしく、一部屋目は元居間?で一階の奥には岡本氏の吹き抜けのアトリエがあり、棚にはキャンバスがぎっしり。岡本氏とヤノベケンジ氏の互いの作品が混ざり合って展示されていました。

そして二階へ上がっていくと猫、猫、猫だらけ!
SHIP’S CAT、宇宙服を着た猫たちがそこら中に飛んでいました。

実は宇宙猫たちが地球にやってきて生命の種を蒔き育て、その宇宙猫たちが地球にやってきた時に乗ってきた船がLUCA号(太陽の塔)だった、という物語に沿って作品たちが作られています。太陽の塔をヤノベケンジフィルター越しの壮大な世界観を本展示で見ることが出来ました。

先人の作品と出会ってさらにそこからその想いを受け継ぎまた作る、私たちもまたそうした流れの中に生きているんだということを自覚してモノを作っていきたいです。


感想書いていいとこあったので書いてきました。行く人は探してみてね。

「ヤノベケンジ:太郎と猫と太陽と」は11月10日まで
GINZA SIXの展示は2025年夏頃までなので、気になった方は是非行ってみてください!!!

ーーーーーーーーーー3人目
学生広報担当 ゲーム4年制学科ゲーム制作2年 Kさん

今回私は、岡本太郎記念館に行ってきました。
岡本太郎記念館は1998年5月7日。岡本太郎が42年にわたって住み、作品を
作り続けた南青山のアトリエが「岡本太郎記念館」として公開されました。

最初に岡本太郎記念館に行った感想は、一言で表すなら「猫と太陽の塔が多い!」
と直感的に思いました。


一番印象に残った作品は左の写真の宇宙船?
のような作品です!
作品の説明をざっくりさせてもらうと、宇宙猫が
乗ってきた宇宙船であり後の太陽の塔であると…
とても独特の考え方であると思いました。
そして宇宙船の中をよく見ると……


中に黄金のリンゴのような物が吊るされているの
ですが、この赤い壁のような物よく見るとすべて
赤い猫の顔で構成されています。
まさに「芸術は爆発だ!」と言う感情になりました。


他にも太陽の塔に侵入した男性のインタビュー
などの動画が上映されていました。
お庭に展示されている作品を見れたり
実際のアトリエを見ることができます。

作品のインパクトがとても強いので太陽の塔や岡本太郎さんをあまり知らなくても
十分楽しめる記念館です。

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岡本太郎記念館
〒107-0062 東京都港区南青山6-1-19
https://taro-okamoto.or.jp/
※会期やアクセスは公式HPをご確認ください。

HAL生の社会科見学

学生が新宿近郊のスポットを訪れた訪問記を紹介する「HAL生の社会科見学」コーナー
今回はコクーンタワーの向かいにあるSOMPO美術館へ訪問した学生から

学生広報担当 CG・デザイン・アニメ4年制学科 Oさん

こんにちは。私はこの度HALのお隣、SOMPO美術館で開催されている北欧の神秘展に行ってきました。北欧とは、一般的にノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、アイスランドの5カ国を含みますが、今回はその中でもノルウェー、スウェーデン、フィンランドの3カ国に焦点を当てた展覧会となっていました。北欧の厳しくも雄大な自然や、北欧神話や民間伝承を元にした絵などが飾ってあり、とても面白かったです。

特に印象的だったのは、ガーラル・ムンテのオースムンを主役とした連作の絵画や、テオドール・キッテルセンの作品です。今回展示されていたガーラル・ムンテの連作は実際には10点あるそうで、今回はそのうちの4点が展示されていました。鮮やかな色使いで、個々で見たらコミカルにも思えるキャラクターたちが、絵画全体で見ると不気味な印象を受けるのが印象的でした。

また、テオドール・キッテルセンの作品は今回3枚の絵と館内で特別ムービーが流れていましたが、どれも一枚でストーリー性を感じるものでした。特に自分が衝撃を受けたのは、光の表現です。どの絵も逆光の中浮かび上がる影が共通して描かれていましたが、光の強さや表現が全然違い、また受ける印象も全く異なり面白かったです。

今回は写真OKのフロアがあったので、何点か撮って見返してみたのですが、実物には写真に写らない迫力があるので、気になる展覧会が開催された折にはぜひ参加したいと思います。

<SOMPO美術館>
〒160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1
※「北欧の神秘展」は6/9まで 
美術館の詳細は公式HP

SOMPO美術館 山下清展に行ってきました!!

学生が新宿近郊のスポットを訪れた訪問記を紹介する「HAL生の社会科見学」コーナー
今回はコクーンタワーの向かいにあるSOMPO美術館の山下清展へ訪問した学生から

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学生広報担当 Tさん(CG学科)
今回私はSOMPO美術館へ行ってきました。SOMPO美術館はコクーンタワーの目と鼻の先に建っている美術館で、ゴッホのひまわりが展示されていることで有名です。今回の展示していたのは山下清という芸術家の生誕100周年を記念して開催された「生誕100周年 山下清展 百年目の大回想」というものでした。

山下清(1922-1971)とは、主に貼絵というものを用いた表現技法を使っておりその他にも鉛筆画や油彩、陶磁器なども使っています。山下清は放浪先で見た風景などを記憶しスケッチを取らずとも精巧な作品を制作することができました。また今回の展示では少年時代の作品から、晩年に制作した陶磁器なども展示されており、まさに百年目の大回想を様々な作品を通して感じられるような展示でした。
自分はなかなか貼絵を使った作品は見ることがなかったのでとても貴重な体験になりました。山下清の少年時代に制作した昆虫の貼絵から今回の展示のポスター等に使用されている長岡の花火を見比べてみるとやはり芸術家の作品は素晴らしいと感じました。長岡の花火といった大きな作品もとても魅力的ですが、個人的に気に入った作品は山下清が自分のサインだけでは喜ばないだろうということで書いていたリットルさかなという作品です。

シンプルかつとてもわかり易い作品となっており、可愛い感じでした。そして今回の展示ではとても多くの作品が展示されており、全て見て回るのに約2時間程度かかりました。そして最後のフロアには、ゴッホのひまわりが展示されて見ることができました。
まとめとしましては、山下清はやはり天才だなと感じたことですね。少年期の作品にしても画力がとても高く見ていてずっと「すごいなー」って感心していました。美術館という場所は芸術家の一生を感じられて、とてもいい場所だなと考えられました。

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学生広報担当 Uさん(ゲーム学科)
山下清さんを知らない人はこの人がどうゆう気持ちで人生を歩んできたのかがわかるような感じでしたし、知っている人はもっとより楽しめる展示会でした、ぜひまた機会があればまた行ってみたいなと思っています!!

その後SOMPO美術館で展示されているゴッホのひまわりも見てきました
ネットとかニュースとかでも観ていたはずなのに物凄く新鮮に感じました
山下清さんも油絵を描かれていていました
やはり油絵には写真ではない迫力がありました!

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<SOMPO美術館>
〒160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1
美術館の詳細は公式HP

古代メキシコ!!

在校生が新宿近郊のスポットを訪れた記録「HAL生の社会科見学」のコーナー

学生広報担当
ゲーム学科 1年生 Uさん
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東京国立博物館で行われていた「古代メキシコ展」へ行ってきました(※9月3日までで会期は終了しています)
https://mexico2023.exhibit.jp/
(リンクは2023年9月現在)

学校が休みの時に、上野にある国立博物館にいってきました!
今回のテーマは「古代メキシコ文明」自分の全く知らない世界なのでワクワクしながら入場してみると、、、


小さな人形がお出迎えしてくれます♪


小さなマスク


巨大スクリーンで現地の様子を写すコーナーがありました


とうもろこしが主食だったそう


豊作を神様にお願いしてたらしい


名前「死のディスク石彫」
このディスクは太陽を表していて、古代メキシコ人は「日没は死、日の出は再生」という意味があるそうです


昔の人たちも球技を楽しんでいたことが分かる出土品
古代では球技は遊びではなく、宗教的儀式であったそう


当時の装飾品


戦士の像

以上古代メキシコの旅でした!
いろいろな知識を学ぶことができて大満足でした。
古代をテーマにしたゲームを制作するときに参考になりそう★

ガウディとサグラダ・ファミリア展

学生が新宿近郊のスポットを訪れた際の記事を紹介するコーナー
「HAL生の社会科見学」
今回は”東京国立近代美術館”です。

学生広報担当 CG学部1年生 Tさん

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「ガウディとサグラダ・ファミリア展」に行ってきました!

6月21日、電車に揺られて到着した竹橋駅、そこから暑い日差しの中を数分歩くと、東京国立近代美術館に到着です(ほんと暑すぎ)。平日の朝だったにも関わらず、すでに行列ができていました。幸い、早めに並んでいたので入るのに時間はかかりませんでした。皆さんもできるだけ平日に行きましょう!

さて、ではさっそく美術館の中にゴー!入ってすぐに出迎えてくれるのは、もちろん展覧会の看板です。

チケットを見せて、いざ中に!…えっ、撮影禁止…。ウソでしょ(そりゃそうでしょ)。

気を取り直して、展覧会を見ていきたいと思います。大まかな流れとしては、ガウディの生い立ち、ガウディの創造の源泉、そしてサグラダ・ファミリア聖堂とガウディです。

ではまず、ガウディの生い立ちから。
スペインのカタルーニャ地方のレウスで生まれたガウディ、そこからカサ・ミラ、カサ・バトリョ、サグラダ・ファミリアなど、多くの建築作品を残しています。その彼が学生時代に書いた設計図や影響を受けた本、そしてガウディ・ノートが並んでいます。ガウディ・ノートは彼が書いた、メモのようなもので、ものすごく細かいことが論文のように書いてありました。しかもこの後に続く、ガウディの創造の源泉への伏線にもなっていて、見せ方がうまいなぁと感心してしまいました。

次はガウディの創造の源泉です。
「人は創造しない。人は発見し、その発見から出発する」というガウディの言葉があるそうです。私も見たとき「いや、創造するが?」と思いましたが、展覧会を見ているうちにこれは事実であると感じました。なぜならこれがすべての建築のコンセプトになっているからです。宗教を考えた物語性のある建築、自然(例えば洞窟など)と融合した建築、彼の代名詞とも言える放物線を使った建築。すべてがこの言葉につながっていました。


《サグラダ・ファミリア聖堂、全体模型》2012-23年
制作:サグラダ・ファミリア聖堂模型室 サグラダ・ファミリア聖堂

最後にサグラダ・ファミリアとガウディです。ここではなんと写真撮影がOK!(カメラを持ってきた甲斐があったー)。

前置きが長かったですがここからがこの展覧会のメイン!ガウディがサグラダ・ファミリアにどのようにかかわっていたのかです。ガウディは二代目の建築家で、図面のみならず膨大な数の模型を作ってサグラダ・ファミリアを建造しました。支柱のデザインなどガウディが作ったものがサクラダ・ファミリアを支えているといっても過言ではないようです。
1939年のスペイン内戦終了後からは、なくなってしまった設計図を補うために、ガウディが残したわずかな資料を頼りに建設しているそうです。今でこそ3Dでいろいろとできてしまう時代ですが、頭の中であれだけのものを設計していることは、3Dを学ぶ一人の学生として尊敬しました。

あまり、書きすぎてしまうと行く楽しみがなくなってしまうと思うので、このへんで…。皆さんにもガウディの凄さを間近で感じていただきたいので、ぜひ「ガウディとサクラダ・ファミリア展」行ってみてください!

余談ですが展覧会の最後になぜか、コクーンタワーの写真がありました。なんか、現代の建築の中でガウディに関係あるとかないとか…。

https://www.hal.ac.jp/tokyo/topics/47005
※リンク先はHAL東京HP(2023年7月現在)

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二人目
学生広報担当 CG学部 Tさん

今回ガウディとサグラダ・ファミリア展へ行ってきました!場所は皇居の近くにある、東京国立近代美術館という場所です。竹橋駅から徒歩3分ぐらい、新宿から電車と徒歩で大体20分くらいで到着しました。個人的に博物館や美術館に行くのはとても久しぶりだったので楽しみでしたね。

6月の下旬の平日に行ったのですが、平日にも関わらず結構混んでいる感じでした。自分はそこまでサグラダ・ファミリア聖堂について詳しい事前知識を持たずに今回の展示に行きました。知っていることは、「なんかずっと未完成のままのでっかくてすごい建物」ぐらいしか知りませんでした。

展示内容としては、ガウディとその時代の背景から始まりガウディの創造の源泉、サグラダ・ファミリアの軌跡、ガウディの遺伝子といった流れで展示がされていました。会場内の前半の方に展示してあったガウディが製図した図面はとても繊細に描かれており圧巻でした。そんなガウディは、自身の建築に「歴史」「自然」「幾何学」を取り入れることにより、パラボラ・アーチなど、曲線が特徴的な建物や有機的なフォルムのデザインを生み出しました。

第3章「サグラダ・ファミリアの軌跡」という展示エリアでは撮影可能な場所となっており、そこではサグラダ・ファミリア聖堂の卓上燭台や、クリプタの磔刑像、サグラダ・ファミリア聖堂の全体模型等が展示されていました。個人的にガウディが大学の授業に出ずに図書館で資料を読み漁っていたというストーリーが好きでしたね(笑)


サグラダ・ファミリア聖堂、降誕の正面を飾る彫刻


外尾悦郎《サグラダ・ファミリア聖堂、降誕の正面:歌う天使たち》部分 サグラダ・ファミリア聖堂、降誕の正面に1990年-2000年に設置 作家蔵

サグラダ・ファミリアのイエスの塔完成まであと数年(2026年頃予定)まで迫っていて、内装や装飾の仕上げなど現在も進行中です。未完と呼ばれていたサグラダ・ファミリアが完成する日を楽しみにしています。(願うならば未完成の状態でも一度見てみたいですね!)

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ガウディとサグラダ・ファミリア展
会期:2023年6月13日(火)~9月10日(日)
場所:東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー
開館時間:10:00~17:00(金・土曜日は20:00まで)※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(ただし7月17日は開館)、7月18日(火)
※開催状況は変更になる可能性もあります。

最新の情報は随時展覧会公式HP(https://gaudi2023-24.jp/)をご確認ください。※リンク先は展覧会公式HP(2023年7月現在)