美術館の楽しみ方

HAL東京の学生有志がコクーンタワーの真向かいにある「SOMPO美術館」へ「美術館の楽しみ方」について取材を行いました。
案内してくれたのは学芸員の五十嵐先生です。

SOMPO美術館はコクーンタワーの横、十字路の反対側にある美術館です。

今回私たちは美術館に行ってみて、美術館ならではの絵画の見方や、時代背景にあわせた絵画ごとの画風の違いを学ぶことができ、美術館に行く前よりも多角的に色遣いや、人・モノの描き方を見ることができるようになったと思います。

今後美術館へ行くときは照明にも注目してみてください。美術館では照明の明るさ、光による作品の劣化を防ぐため暗くし、作品への負担を減らすようにしています。期間限定で公開される作品が多いのもそのためだと言われます。また作品は基本的にテーマごとに分かれて配置されていますが、同じテーマでも作者や年代が違うと全く違う作品になります。そういった違いを探すのも面白いと思います。

SOMPO美術館には世界に7枚しかない(うち1点は焼失)、ゴッホのひまわりが飾られています。ゴッホは自分の作品に満足することが無く、日々悩んでいたそうです。ひまわりにゴッホのサインがないのも満足する出来では無かったからだと言われています。もし、自分の作品に悩んだら同じクリエイターとして悩みを抱えていたゴッホの作品を見に行ってみてはいかがでしょうか。

SOMPO美術館
〒160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1
展示の詳細は公式HP

取材の様子
取材の様子