学内ストリートファイター6大会決勝戦

いよいよ今週末開催!

今日は主催の学生さんに記事を書いてもらいました。

学内ストリートファイター6大会主催
ゲーム4年制学科_2年生 Hさん

――――――――――そもそもスト6とは――――――――――
ストリートファイター6とは、2023年6月に発売された格闘ゲームです。
発売から現在まで盛り上がりは衰えることなく、多くのイベントや大会が行われています。配信者界隈でも流行りつつ、多くの有名な配信者がプレイしています。

ストリートファイター6の独自システムである『ドライブゲージ』
これが今作のキモとも言えるもので、このゲージ状況が対戦の勝敗を分けるほど重要なものです。目に見えてどちらのプレイヤーが優勢かわかる画期的なシステムです。また、各種演出(ドライブラッシュ、ドライブインパクト、ジャストパリィ、スーパーアーツ)もとても派手で豪快なモノが多く、ゲームをプレイしたことのない人でも楽しく観戦することができます。

こういったところもあり、とても配信、大会向けの作品になっていると思います。今回はこの作品で学科イベントを開きました。

――――――――――イベントを企画したきっかけ――――――――――

そもそも僕がこういうイベントがあったらいいなと思っていました。

『無いなら作ればいい』

どんなに大きなモノも、始まりは小さいものだと思っています。有名なイベントも、有名な会社も、有名な場所も、有名な人も。始まりは有名じゃない誰かが動いたからです。
こういった考えから、去年から小さな学内イベントを何度か開催していました。最初はクラス内の人たちへ向けた対戦会を行いました。そこから隣のクラスや友達づてに少しずつ規模を大きくしていきました。
そして、今年度の頭にHALGamingの顧問の先生から「学科イベントやってみる?」とお声をかけていただき開催することになりました。

――――――――――運営して思うこと――――――――――

このようなイベントの運営は初めてで、分からない事だらけでした。加えて前例もないので手探りで動かすしかありません。
今後のために、今回はその記録のようなものを書き連ねます。

本戦(7月13日)の日付から逆算して、予選の期間や応募期間を考えるところから始めました。しかし、前例がないこともあっていったい何人の人が応募してくるのか全く予想がつきません。なので、予選の期間を余裕をもって確保した結果、応募期間が短くなってしまいました。そこをカバーするために、口伝でイベントを開催することを積極的に広めていきました。

応募期間は約二週間

『いったい何人が応募してくれるだろう』

結果として20チームが応募がありました。ただ、前半の一週間は数チームしか応募が無かったのでその時点では『失敗に終わるんじゃないか…』とも脳裏によぎっていました(笑)

応募期間が終了した後に、急いで予選のシステムを考えました。もともと本戦は四チームのトーナメントをすると決めていたので、偶然にも20チームの応募というのもあり四つのグループに分けて各グループから一チームずつ本選進出という形式がすぐに決まりました。
問題はバランスでした。予選が平日の放課後に開催なので、応募の際に参加可能な曜日を解答してもらいました。
(曜日を限定してしまうと予定の関係で出場できない学生が出てしまうのでそれを防ぐために参加者に合わせる形にしました)
そこから、各チームメンバーのゲーム内の最高ランクを調査し、参加可能な曜日と照らし合わせてグループを組みました。この作業は手作業しかないので、総当たりのように組み合わせを試行し作りました。

『どうすれば拮抗して盛り上がるか』

これを第一に考えてグループを組み上げ、いざ予選開幕…

これを書いている時点では予選は全て終了しています。
結果から言うと、全ての試合でとても盛り上がりました。これほど白熱するものかと驚愕の域でした。
買ったチームも負けたチームも、互いを励まし合い次の試合へ臨んでいました。
『どうすれば拮抗して盛り上げるか』など考えるだけ杞憂でした。きっとどんな組み合わせでもこうなったと思います。

それもこれもストリートファイター6というゲームが成すモノだと思います。それほどまでにこのゲームの完成度は極めて高いと改めて理解しました。

イレギュラーなことはあったものの、無事予選が終わり安心しています。
運営を実際にしてみて思ったことは、『運営って大変だなあ』です。率直な感想ですが、想像より大変でした。
『決めたことを遂行すればいいだろう』と構えてましたが、それをするのが大変。思った以上に身体や精神的にも負荷がかかりました。それでも、全ての試合が白熱し、見ごたえがありましたし、何より参加者の喜ぶ声が『開催してよかったな』と思い起こさせます。

残すところ本戦のみとなりました。こちらも手探り状態ですが、より良いものにするために準備を進めています。
本戦も参加者、観戦者全ての人が楽しめるものにするために万全を尽くします!

―――――――――――いよいよ今週決勝戦です!!

※決勝大会を知らせる学内の掲示物
☆当日はHALの在校生のみ見学できます☆
ゲーム学科の教官によるスペシャルマッチも実施予定
詳細は学内のポスターを

U-22プログラミングコンテストに向けて

先日IT学科の授業へ潜入してきました!
U-22プログラミングコンテストに向けて中間発表を行った学生たちの様子をお伝えします。

このコンテストはアイデアと技術を武器に作品提出型のコンテストで、アート、
AI、IoT、セキュリティ、プログラミング言語、ユーティリティ、
学習&教育、コミュニケーション、ゲーム、その他など、
実行可能にした作品で応募します。優秀な作品は11月の
アマゾン・ウェブ・サービス・ジャパン合同会社
の社屋での最終審査に進むことができます。

学生たちは中間発表として制作したアプリやWEBサービス・
デバイスなどを発表しました。今回は一部の学生チームの様子をお届け☆

<ちょいワーク>
上司と部下のタスク管理 部署メンバーの進捗管理をアプリで実現

<レシート管理アプリ>

<PET SHIKIBETSU NFC>
NFCタグをペットに装着。スマホをかざすとペットの登録番号が表示されます。

<バリ楽>
車いすユーザーの移動を助ける

<割り勘アプリ>
食べた分量できっちり割り勘することができます

<漢字図鑑>
漢字を楽しく覚えよう!書き順やクイズ機能、トロフィー機能で漢字の学習をサポート!

<免許登録制職制専用掲示版>
※看護師などの職種で働く人などを想定した掲示板

<タイピングゲーム>

<キーボードアプリ>

そのほかにもたくさんのチームがお互いの技術を発表しあい、意見交換
先生からは今後の課題やするどい指摘も
8月の応募へ向けてさらに改善していきます!
ITの仕事はパソコンに向かってコードをペチペチ打つ
孤独な職業と思われがちです。が、実はプログラムを1本作るにも、
仕様をまとめるひと、設計するひと、コード打つひと、
テストするひと…とチーム一丸となってやるもの。
なので、座学以外にグループ制作の実習が各学年のカリキュラムに
多く組み込まれていてこれもその一つ。
作品完成に向けてはテクニカルスキルより
むしろコミュニケーションスキル上が大事!と学生たちもわかってますね。

校費留学レポート

HAL 東京 CG 学科CG アニメーション専攻2年制課程 
2023 年度卒業生 Sさん
留学先: Vancouver Institute of Media Arts

Term 3 がついに終わりました。毎月言っていますが、本当に
あっという間に時間が過ぎていて、気持ちが追いつかない時がありますが、
ここまでやってこれたと少しずつ自信を持てるようになりました。
5月は完全にデモリール制作に向けての準備が進みました。本格的に
作業をするに当たって必要なリサーチや技術検証、作業計画や
スケジュール作りなどをすることが多かったです。一方、Nuke と
Houdini の授業では最後の大詰めという感じで必要なノウハウや
ワークフローを復讐するような形で進みました。
私の感覚的にもう数か月早くから制作準備を始めてもいいのでは?と
感じており、1年コースとは言え、Term 4 の 3 カ月だけでデモリールを
形にするのはやや厳しそう…という印象がありましたが、クラスメイトの
ほとんどは進みたい職種が決まり、あとはデモリールを作り込める所まで
作るのみ!という形でついに Term 4 を迎えます。

デモリール制作において、一つの作品を仕上げることに
集中するだけではなく、デモリールの全体像を具現化することも
重要だと教わり、ストーリーボード( 絵コンテ) などを用いて、
「デモリール全体の構成を練る」ということをしました。
本来であれば一つの作品に集中すべきだと思われがちですが、
全体像(作品数、尺、作品の見せ方、等)を予め決めると
制作スケジュールを逆算し、作業計画立てやすくなります。
また、希望の職種の作品制作に加え、ライティングや
レンダリングなどの出力、また、出力したデータを一本の
映像にまとめる編集作業もしなければなりません。 様々な必要な
作業工程を洗い出すためにも、デモリール作品の全体像を
客観的に見る大切さを改めて実感しました。

☆☆☆☆☆☆☆ 校費留学制度 ☆☆☆☆☆☆☆
HAL東京ではグローバルな人材育成を行うための校費留学制度を設けています。
本学卒業後にアメリカの大学や専門学校に留学する制度で
渡航費・入学金・学費1年分を学校負担で斡旋するものです。
今後も不定期に校費留学生として学ぶ学生からのレポートを紹介します。

校費留学レポート2月

HAL 東京 CG 学科CG アニメーション専攻2年制課程 
2023 年度卒業生 Sさん
留学先: Vancouver Institute of Media Arts


▶クラスメイトとVFXイベントへ

2 月は授業の合間にクラスメイトたちとSPARKS VFX というクリエイターが集まるイベントに参加をするなど、非常に充実した一か月でした。 イベントでは有名作品に携わったVFX スーパーバイザーによる公演や、作品内のCG のブレイクダウンの解説を見ることができ、VFX 業界で働く自分の姿がイメージしやすくなり、モチベーションが上がりました。
また、イベントではジョブフェアも開催されており、業界No.1 を誇るIndustrial Light &Magic 社の採用担当とお話する貴重な機会を頂きました。自身の制作物もチェックして頂き、明確なアドバイスを頂けたので、さらに作品のブラッシュアップに向けて尽力していきます。
さらに、Disney 社が夏にインターンシップを開催することになり、自身の希望職種の募集があったため3 月頭の応募締め切りに向けてデモリールを仕上げている最中です。Term 2 がもうすぐ終わるため、課題が5つ重なるなど大変な状況ですが、インターンの応募締め切りを優先し、課題提出を延長してもらえるように先生と交渉し、なんとか乗り越えられそうです。

Maya の授業で車をフォトリアルにレンダリングをするという課題が出されたのですが私はモデリングを含め、課題用の車を作ることにしました。
HAL在学中にバットモービルを制作していたので、それを土台にブラッシュアップし、テクスチャも新調しました。今後は背景などさらにディテールを追加してデモリール作品に仕上げていく予定です。

まとめ
・課題6つ
1Maya ( インテリアモデリング)  
2 Maya ( 車のレンダリング)  
3NUKE( AOVs/3Dモデルと実写動画の合成) 
4Matte Painting( Photoshop で合成)
5Unreal Engine( 3Dモデルと実写画像の合成)
6Houdini( 破壊シミュレーション)
・ 学習ソフト: Maya、Substance Painter、 NUKE、Photoshop、Houdini、Unreal Engine
・ 作業時間: 110 時間 
直近のDisney のインターンに応募することを第一目標に努めます。
3月からTerm 3 が始まり、いよいよ留学の後半戦です。本格的にデモリール制作を開始します。

☆☆☆☆☆☆☆ 校費留学制度 ☆☆☆☆☆☆☆
HAL東京ではグローバルな人材育成を行うための校費留学制度を設けています。
本学卒業後にアメリカの大学や専門学校に留学する制度で渡航費・入学金・学費1年分を学校負担で斡旋するものです。
今後も不定期に校費留学生として学ぶ学生からのレポートを紹介します。

進級制作展(HEW)初日の様子!

進級制作展(HEW)3/4からの初日の様子をお届け


5日コクーンホールで上映する作品の呼び込み&宣伝の学生


ゲーム学科3年生の作品の説明を受ける学生


ゲーム企画の学生 展示教室前で呼び込み頑張ってました!


プレイ時の手触りを大事に制作


エフェクトに凝った作品 ディスプレイ脇に推しの書籍も展示


友人が作った作品を見学中


制作した作品を説明する学生 説明内容も練習します


一緒にチーム制作した経験をした他学科の学生


ゲームデザイン学科の展示ブース


展示ブースに凝ってるIT学生


ミュージック学科の展示ブース


CG学科の学生とミュージック学科の学生が一緒に視聴 お互いに意見を交わすことで新しい意見につながりますね


世界観も大切に 展示中にアドバイスを送る桃井先生


世界観も大切に2 コスプレした学生が説明中 作品に合わせた衣装かな??


就職作品プレゼンテーションですでに発表した作品もあり、後輩たちにとっては先輩の作品を見る機会に☆


こちらはITの学生さん


小さいコンピュータを使って遠隔で家電を制御するスマートホームを作った学生 実際にLINE経由で操作するデモを実演


迷子を防止するアプリを開発!


学生の説明を受けるITの村上佐先生


展示風景


ホラー映画をさらにジャンル分けして検索できる仕組み


CG学科の作品を見学するカーデザイン学科の学生たち


新宿周辺のトイレを検索する仕組みを作った学生 ※撮影のときに本人トイレに行っており制作者に会えずでした。。。