校費留学レポート2月

HAL 東京 CG 学科CG アニメーション専攻2年制課程 
2023 年度卒業生 Sさん
留学先: Vancouver Institute of Media Arts


▶クラスメイトとVFXイベントへ

2 月は授業の合間にクラスメイトたちとSPARKS VFX というクリエイターが集まるイベントに参加をするなど、非常に充実した一か月でした。 イベントでは有名作品に携わったVFX スーパーバイザーによる公演や、作品内のCG のブレイクダウンの解説を見ることができ、VFX 業界で働く自分の姿がイメージしやすくなり、モチベーションが上がりました。
また、イベントではジョブフェアも開催されており、業界No.1 を誇るIndustrial Light &Magic 社の採用担当とお話する貴重な機会を頂きました。自身の制作物もチェックして頂き、明確なアドバイスを頂けたので、さらに作品のブラッシュアップに向けて尽力していきます。
さらに、Disney 社が夏にインターンシップを開催することになり、自身の希望職種の募集があったため3 月頭の応募締め切りに向けてデモリールを仕上げている最中です。Term 2 がもうすぐ終わるため、課題が5つ重なるなど大変な状況ですが、インターンの応募締め切りを優先し、課題提出を延長してもらえるように先生と交渉し、なんとか乗り越えられそうです。

Maya の授業で車をフォトリアルにレンダリングをするという課題が出されたのですが私はモデリングを含め、課題用の車を作ることにしました。
HAL在学中にバットモービルを制作していたので、それを土台にブラッシュアップし、テクスチャも新調しました。今後は背景などさらにディテールを追加してデモリール作品に仕上げていく予定です。

まとめ
・課題6つ
1Maya ( インテリアモデリング)  
2 Maya ( 車のレンダリング)  
3NUKE( AOVs/3Dモデルと実写動画の合成) 
4Matte Painting( Photoshop で合成)
5Unreal Engine( 3Dモデルと実写画像の合成)
6Houdini( 破壊シミュレーション)
・ 学習ソフト: Maya、Substance Painter、 NUKE、Photoshop、Houdini、Unreal Engine
・ 作業時間: 110 時間 
直近のDisney のインターンに応募することを第一目標に努めます。
3月からTerm 3 が始まり、いよいよ留学の後半戦です。本格的にデモリール制作を開始します。

☆☆☆☆☆☆☆ 校費留学制度 ☆☆☆☆☆☆☆
HAL東京ではグローバルな人材育成を行うための校費留学制度を設けています。
本学卒業後にアメリカの大学や専門学校に留学する制度で渡航費・入学金・学費1年分を学校負担で斡旋するものです。
今後も不定期に校費留学生として学ぶ学生からのレポートを紹介します。