【ミュージック】サウンドプロデューサー 加納氏 ~スペシャルゼミ開催~

「踊る大捜査線シリーズ」「サマーウォーズ」「ファイナルファンタジー」などの音楽を担当し、最近では、監督:山戸結希・主演:小松菜奈、菅田将暉の映画『溺れるナイフ』を手がけるなど、映画やドラマ、TVCM、様々なアーティストの楽曲など幅広く担当・活躍しているサウンドプロデューサー/ミキシング&レコーディングエンジニアの加納氏をお招きして、スペシャルゼミを開催しました。

今回のテーマは「レコーディングエンジニアとは/現場の要求と準備」です。
レコーディングエンジニアとしても活躍されている加納氏より、仕事内容をはじめ、どういう点を大事にしているのか、現場ではどのようなことが求められているのか等を自身の実体験を交えながらお話しいただきました。

また加納氏からリアルタイムに就職活動をしている学生達に向けて、求められる人物像や、どうしたら目標に近づけられるのか、等教えていただき、学生達は真剣な眼差しで聞き入っていました。

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講演の途中では、皆が知っている有名アーティストのライブ現場での裏話や、時には恋愛話に例え、その都度、学生達も笑いながら盛り上がっている場面もありました。

最後には数々の熱いメッセージをいただき、学生たちにとって、大変有意義な講義となりました。

【加納洋一郎氏 オフィシャルHP】
http://www.yoichirokano.com/Welcome.html

【CG映像学科・ゲームデザイン学科】テレビ朝日クリエイト 特別講義実施

今回は、テレビ番組、映画、イベント、CG、VFXなどの企画・デザイン・制作を手掛けているテレビ朝日クリエイトのCG制作局課長 渡辺 雅章氏にお越し頂きHAL東京のCG映像学科・ゲームデザイン学科の学生達に向けて特別講義を実施して頂きました。

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今回の講義テーマは「テレビ放送におけるオンエアグラフィックスについて」

オンエアグラフィックスとは、報道・情報・バラエティー・スポーツなどのTV番組でCG技術をリアルタイムに駆使して情報発信をすることです。

例えば天気予報のニュースでは、アナウンサーが話している横に日本全国の天気予報・気温などの画面が瞬時にでてきますよね。他にもスポーツ中継の際に、サッカーの試合でシュートを打った選手の情報が即座にでてきたり、M-1グランプリの審査員の点数表がすぐに発表されたりと、テレビの様々な場面でこの技術が使われています。

「テレビはおもしろくなければいけない」と語る渡辺さん。普段、何げなく観ているテレビの中にこのオンエアグラフィックスの技術がたくさん使われていることを知り、学生達も関心を持って講義を聞いていました。

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渡辺氏の講義に真剣に耳を傾ける学生達。

 講義の最後には、学生達が書いた質問表をもとに時間ぎりぎりまで答えて頂きました。

「今の仕事は楽しいですか」

「なぜこの仕事をしようと思ったのですか」

「テレビ朝日の仕事環境はどうですか」

学生達の質問に対し、渡辺氏もありのままお話していました!

 

学生から直接、渡辺氏に質問も!

業界で働く人に直接、話を聞ける貴重な機会です。

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「業界では幅広く技術を持っている人が求められています。どんな作品でもいいのでまずは作って見せることが大切。自分のやりたい仕事にこだわって今やっている勉強を一生懸命頑張ってください」

渡辺氏の言葉に学生達も大変刺激になったことでしょう。

 

株式会社テレビ朝日クリエイト HP

http://www.tv-asahi-create.co.jp/

 

【ロボット学部】石黒 浩氏 特別講義実施

6月中頃、世界的なロボット工学者で現在、大阪大学で教授としてもご活躍されている石黒 浩氏にお越し頂き、HAL東京のロボット学部の学生達に向けて特別講義を実施して頂きました。

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石黒氏は二足歩行ロボットや外見や動きが人間そっくりのアンドロイドなどの研究・開発をしています。最近ですと、日本テレビの番組『マツコとマツコ』に登場する、マツコ・デラックスさんそっくりのアンドロイド「マツコロイド」を制作!

「世界を変える8人の天才」に選出され、「世界の100人の生きている天才」でも上位に

ランクインするほど世界的にも有名なロボット工学博士です。

今回の講義テーマは「10年後・100年後・1000年後のロボットの未来」

人と対話するロボットや実世界で活動するロボットが今後、どんどん登場してくるという石黒氏。将来的に飲食店・旅行会社などの案内役をロボットが行うこともあるそうです!

また、石黒氏が手がけた「日清カップヌードルロボタイマー」の動画を見せて頂きました。ラーメンができる3分間の間にカップヌードル型のロボットが自由自在に動くというアイデアは、当時の日清の関係者が一目見てすぐ気に入り採用されたとのこと!

「アイデアひとつでいくらでもおもしろいことができる」という石黒氏のメッセージに学生達はみな、興味を持って聞いていました。

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石黒氏の講義に真剣に耳を傾ける学生達。

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石黒氏の講義は、どれも身近なものをテーマにしており、学生達に分かりやすいものばかりでした。講義中は常に学生達の笑い声で教室が大変盛り上がりました。

ありがとうございました。

 

大阪大学 HP

http://www.humanware.osaka-u.ac.jp/professor/ishiguro_hiroshi/

 

 

 

【ゲーム】『GCC(Game Creator’s Conference)2017』が開催されました!

こんにちは、ゲーム制作学科の大野です。
今回は、毎年恒例となり、今年も開催された2017年度GCC(Game Creator’s Conference)について紹介します。

 

 

GCC(Game Creator’s Conference)とは、4年生の先輩たちが後輩へと向けて、自分が習得した技術、就職活動で苦労したこと、大変だったことなどの話を聞ける、ゲーム学科恒例の交流のイベントとなっています。

今回は、四人の先輩が登壇してくれました。

 

▲登壇した先輩たち(司会者の右から、ユン先輩、実川先輩、河野先輩、井原先輩)

 

今回のGCCでは、
・先輩が就職作品をつくる過程で、ゲームに組み込んだ技術。
・ゲームプランナーを志望する学生が目指すべき理想像。
・面白いゲームとは何だろう?
・就職作品プレゼンテーションの時に就職作品をみてもらう工夫。

 

発表が終わった後も、後輩たちからの質問が積極的にあり、大いに盛り上がったイベントになりました。

GCCは内定をもらった先輩たちの経験談を聞ける絶好の機会です。次回は、一体どんな内容の話を聞かせてもらえるのか・・・楽しみです。

次回のGCCに、乞うご期待ください!!

【ゲーム学部】水口 哲也氏によるスペシャルゼミ開催

今回のスペシャルゼミは、『セガラリー』、『スペースチャンネル5』、『Rez』、『ルミネス』など数々のゲームを世に生み出した、水口哲也氏にお越し頂き、ゲーム学部の学生を対象にスペシャルゼミを開催しました。

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水口氏はセガ・エンタープライゼス(現・セガゲームス)でゲームクリエイターとして活躍し、現在はエンハンス・ゲームズ(Enhance Games)の代表として第一線でご活躍されています。

 

今回のテーマは「世界的クリエイターが描くエンタテインメントの未来図」

自身が手掛けてきた作品について、当時の想いや体験談などを学生達にお話し頂きました。

 

水口氏が最初に手掛けた作品は『セガラリーチャンピオンシップSEGA』 (1994)

実在するラリーカーを操作し、順位やタイムを競うレーシングゲームで、現在のラリーゲームの元祖とも言える作品です。

実在のラリーカーをゲーム内で表現するために、国内外問わず自分で様々な車に乗ったという水口さん。「自分で体感したものをゲームにして、そのゲームをプロのドライバーとお客さんが一生懸命タイムを競っている姿を見た時は本当にうれしかった」と、当時の想いを学生達に語って頂きました。

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水口氏の話を真剣に聞く学生達

 

その後も『スペースチャンネル5』(1999-2002)・『Rez』(2001)・『ルミネス』(2004)・『Rez Infinite』(2016)など、水口氏の携わってきたゲーム制作の体験談に会場は大変盛り上がりました!

『スペースチャンネル5』はなんとあのマイケル・ジャクソン本人が出演を熱望したそうです!ゲームの持つ世界観が世界的エンターテイナーにも伝わり、当時の開発チームのメンバーは全員で拍手喝采だったそうです!

 

授業の最後には水口氏から学生達にメッセージを伝えて頂きました。

 

「これからもっとテクノロジーの変化が速くなる。思考を5~10年後にシフトして、今あるアイデアを書き留めておくことが大切。教育・医療・コミュニケーション・エンターテインメントの姿が変わりつつある現代では、どんな入口でヒットするゲームが生まれるか分からない。自分の可能性を狭めることなく、好きなものを思いきって勉強してください」

 

水口氏のメッセージは学生達に大きな気づきを与えてくれたことでしょう。

 

エンハンス・ゲームズ(Enhance Games) HP

http://www.enhancegames.com/