【ゲーム】『NGG(Next Generation GCC)』が開催されました!

こんにちは!ゲーム制作学科2年の大野です。

先日、NGG(Next Generation GCC)が開催されました!

NGG(Next Generation GCC)とは?の本題に入る前に、GCC(Game Creator’s Conference)というイベントの説明をしたいと思います。

 

GCC(Game Creator’s Conference)とは、4年生の先輩たちが、後輩の皆へゲーム制作に大切なこと、必要なことなどを学校生活での経験や、就職活動での体験談をふまえて発表するイベントです。こちらのイベントには質問コーナーなどもあるため、後輩の皆が成長するための重要な意見交換の場所となっています。

 

今回は、そのGCCとは似て非なるイベント。NGG(Next Generation GCC)!

NGG(Next Generation GCC)とは、卒業した4年生に変わって新4年生(現在の3年生)にバトンタッチしたイベントです。今回のテーマは「インターンシップ&日本ゲーム大賞」についてです。

今回、登壇してくれた新4年生の先輩方は、こちらの方々です。

 

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▲左から志賀さん 浅見さん 芹澤さん ニコラスさん

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▲今回も多くの学生が参加しました。

 

志賀先輩は、日本ゲーム大賞に向けたスケジュール管理の大切さを教えてくれました。他にもこのソフトウェアを使えばゲーム制作が効率的に行えるはず、と色々なことを教えてくれました。

 

浅見先輩は、ゲーム制作する上でのコミュニケーションの重要さ、について説明してくれました。

分からなければ、人を頼る。分からないことをそのままにしない。人に頼ることで問題点をはっきりさせる、そうすれば新しい知識を得るきっかけになると教えてくれました。

インターンシップでは、Unityエンジンをつかってチームでゲーム制作をしたみたいです。

 

その他の先輩方もたくさんのことを教えてくれました。

  • 学校生活で提示される課題、そのクオリティを+αの領域まで作り上げること。
  • どれだけ難しかろうと挑戦し続けること。
  • 作品で賞を取るために必要なこと。
  • ゲーム制作をする上でどんな状況でも分析することの大切さ。

…など

 

たくさんのことを教えてくださった先輩の皆さん、本当にありがとうございました!

NGG(Next Generation GCC)はこれからNGG(Now Generation GCC)となるわけです。

これからのGCCに期待を膨らませて、これからの先輩方のご活躍に期待をしたいと思います。

先輩の皆さん、お疲れ様でした!

【CG学部・カーデザイン学部】E-グラフィックスコミュニケーションズ株式会社~スペシャルゼミ開催~

今回のスペシャルゼミは、世界最大規模の広告会社グループ「オムニコム」に属する
E-グラフィックスコミュニケーションズ株式会社で、アートディレクターとして活躍されている堀竜太氏をお招きして、グラフィックデザイン学科・カーデザイン学科の学生を対象にスペシャルゼミを開催しました。

 

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今回のテーマは「広告におけるクリエイティブ、アートディレクション」
企業とアーティストがコラボレーションした作品を手掛けるにあたっての話を学生にして頂きました。

 

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▲真剣な表情で堀氏の話を聞く学生達。

 

堀氏がHAL東京の学生たちのためにと持参された資料や映像は、実際に企業に提案したものばかりで、受講した学生たちは生の資料を見ることが出来、スクリーンに釘付けとなりました。

 

 

企画、制作段階でどのようなことを意識して・大事にして取り組んでいるか。また、実際に市場に出るまで、どれぐらいの期間・人数を要するかなど、制作現場ならではの経験談をお話頂きました。

 

また、実際に入社したHAL東京の卒業生が、製作に携わったこと、作品も紹介頂き、在校生にとっては数年後の自分を想像できる一面もありました。

 

講義の最後には学生達からの質疑応答。懇切丁寧に答えてくださいました。

 

「自分にとって何を大事にしていくのか、軸をぶらさないこと」
「アーティストとして感性を壊さないよう作り出すこと」
「様々なクライアントのチャンネルに合わせながら打合せを進めること」・・・

 

など、クリエイターを志す学生へ想いのこもったたくさんのメッセージもいただきました。

 

学生たちにとっては、デザインの魅力を学び、クリエイターへの想いを一層高める1日となりました。

 

【E-グラフィックスコミュニケーションズ株式会社 HP】
http://e-gra.jp/

【ミュージック学部】NHK(日本放送協会) スペシャルゼミ開催

日本放送協会(NHK) 音響デザイン部 部長  加藤 直正氏にお越し頂き、ミュージック学部の学生に向けて特別講義を実施しました。

加藤氏はNHKの朝ドラ「あまちゃん」や大河ドラマ「義経」などの音響制作を担当。

演出家や作曲家、音声部や制作部など様々な人たちと関わり合いながら、一つの音を創り上げています。

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今回の講義テーマは「音響デザイナーの思考と実践」

まずは音響デザイナーとは何かを学生達にお話し頂きました。

「音響デザイナーとは、コンテンツのメッセージを的確に伝え、すべての音の可能性を引き出しコントロールしていくことが大切。自分が好きな曲を選曲したり作ってもらうのではなく、コンテンツのための音や音楽を考え、作っていくのが仕事です。」

現場の最前線で活躍してきた加藤氏の講義に、学生達もみな真剣な表情で講義に取り組んでいました。

 

次に音響デザイナーの発想を体感!

まずは「貝殻トレーニング」。表面に凹凸のある貝と貝をこするとみなさんも聞いたことのある音がでます。さて何の音でしょう!?学生達が実際に貝を持ち、音を鳴らしながら全員で考えました。

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答えは・・・

 

カエルの鳴き声!!誰が思いついたのか、先人たちの発想力には頭が下がります。

 

次は静止画トレーニング。目黒川の満開の桜の静止画を見てどんな音が思いつくか学生達に考えてもらいました。

「川の流れる音」

「風の音」

「花見をしているにぎやかな音」

 

学生達からは色々な答えがでてきました。

中には「花見で飲みすぎた人がいたため救急車の音が聞こえます。」と答えた学生も 笑

「みなさんの日常にも様々な物や風景があります。そこでどんな音がするのか考えたり実際に音をだしてみたり毎日意識して音の記憶の貯金箱を貯めていってください。」

日々の生活の中でも色々な音響制作のトレーニングができることを教えて頂きました。

 

講義の後半では、「音響デザイン的ワークショップ」を実施!

音楽の入ってない短い課題VTRを観て、そのシーンに合った音楽は何かを考えていきます。まずは「そのシーンで何を伝えたいか」を考えたあと、4種類の音楽を流し、どの曲が一番合うかグループディスカッション!どのグループも色々な意見がでてきて、白熱したディスカッションが行われていました。

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グループディスカッションのあとは各グループの発表!

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グループで話し合った内容を全体に発表していきました。なんと6グループ中5グループが同じ曲を選択!発表後は実際のシーンに曲を合わせて全員で聞いてみました。

今回のワークショップで、「最初に選曲に手をつけてはダメ。そのシーンでは何を伝えたいのか、どんなことを感じて欲しいのかを考えてから選曲すること」を学生達は学びました。

 

講義の最後には学生達からの質疑応答。1人1人丁寧に答えて頂きました。

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「音響デザインは心のデザイン。人の気持ちを音にする仕事でもあるし、デザイナーの心もいくら隠してもそのまま出ちゃいます。映像の奥にある見えないものを音で表現できるようになるのが最大の目標。いつも周りの音に耳を傾け、時には実際の現場に出向き、見えているものの「奥」を想像し、感じ取りながら音の勉強をしていって欲しい。」

加藤氏の講義に学生達も大変刺激をもらい勉強になったことでしょう。

 

日本放送協会 HP

http://www.nhk.or.jp/

【CG学部】 東京消防庁との官学連携 スタート!!

日々、都民の安全を守っている東京消防庁。今回はその東京消防庁から

「災害時の家具の転倒・落下・移動防止対策ポスター」の制作依頼を受け、これから

プロジェクトを進めていくCG学部の学生に向けキックオフが行われました。

 

採用されたポスターは東京都内に貼られるビッグプロジェクト!

日々の授業で学んできたことを形として世の中に発信する絶好の機会です!

 

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まずは東京消防庁の担当者から仕事内容の説明。

 

「火災」・「救急」・「災害」など、主に人命救助を行うのが消防庁の仕事。ポスターを制作していくにあたり、東京消防庁のみなさんがどんな仕事をしているのか理解するのもとても大切です。普段の授業では聞けない、貴重な講義に学生達もみな、真剣な表情で担当者の方の話に耳を傾けていました。

 

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今回のポスターのテーマは『家具転』。

名前の通り、災害が起きた時、家具が転倒しないために「どんな対策をすればいいのか」・

「どんな点に注意すればいいのか」といったポイントを1枚のポスターで表現していく今回の課題。

 

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実際の災害が起きた時の映像を見せて頂きながら、家具が倒れないためのヒントやポイントを学生達に教えてくれていました。教えて頂いたものを参考に、学生がどのようにポスターにしていくのか。今後もこのプロジェクトを追いかけていきたいと思います。

 

東京消防庁 HP

http://www.tfd.metro.tokyo.jp/

 

ダイハツによるスペゼミ開催!

ダイハツ工業株式会社で、海外本部のデザイン担当理事を務める石崎弘文氏をお招きして、
カーデザイン学部の学生を対象にスペシャルゼミを開催しました。
今回のテーマは「日本が生んだ軽自動車の進化」。ダイハツが持つ軽自動車No.1メーカーの技術を世界に広げていくなかで、デザインが果たす役割について学びました。

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軽自動車という限られたサイズのなかで、他のメーカーにはない魅力ある車を創り出すことに面白さがあり、その魅力を出すためにはカーデザイナーが想いをデザインに込めることが大切であると学生たちに伝えていました。どこかの誰かのデザインをマネしたものではなく、自分の意志を込めたデザインが人の心に残るとの言葉が学生たちに響いていた印象でした。
また、デザインを決定する際には市場調査というデータ重視が業界で主流であるなか、経験、予感、推理などのデータで表せないデザイナーとしての感覚を優先する、という石崎流デザイン決定論を披露されていました。

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最後には実際にダイハツで活躍するカーデザイナーのスケッチを見ながら、デザインするにあたって見落としがちである重要なポイントをご教示いただきました。日本だけではなく、アジアを中心とした世界の国々で愛されているダイハツのモノづくりの考えに触れ、カーデザインの魅力をまたひとつ学んだ日でした。

◆ダイハツ工業株式会社 公式サイト
http://www.daihatsu.co.jp/