【ゲーム】HAL EVENT WEEK 金賞!先輩インタビュー!

こんにちは!ゲーム学部2年の平原です。
今回は就職活動真っ只中のゲーム制作学科4年生の小笠原先輩にインタビューしました。

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 ▲趣味:ゲーム、サイクリング、自作PCをつくること

最初に金賞をとった作品について語っていただきました。
(小笠原先輩:)作品自体は2年生の後期に作っていたゲームでした。それを段々と煮詰めて3年生のHEW(HAL EVENT WEEK)に臨みました。昔からロボットが好きで、バイクも好だった。そこで「バイクを変形してロボットにすればいいじゃないか!」と思い立って作ったのがこの作品です。またこの作品は1年間、自分を見つめ直した結果です。

Q.HEW(HAL EVENT WEEK)に向けて、ゲーム制作の一週間のスケジュールを教えてください。
A.土日は制作にあんまり時間をかけていなかったです。その代わりに平日、学校ではガッツリ制作をしていました。スケジュール管理はしっかりした形としては作らなかったけど、「今週はここまで終わらせる!」という感覚でやっていました。

Q.作品で一番力を入れたところはどこですか?
A.作品に出てくるロボットのモーションと3Dアニメーションに一番力を入れました。この分野には思い出があって、最初にこの分野に触れたときは学校で教えてもらったものの、難しかったです…。けれど、半年かけて先生や友達に教えてもらってやっとできるようになって、この分野が自分のやりたいことだったのでそれに全力を注ぎました。

Q.3Dアニメーションに関して、なにかコツなどがあれば教えてください?
A.映画「トランスフォーマー」など、自分がやりたいことに近いものを探して、それをお手本にして作っていました。自分の目指すところのお手本を探してそれを参考にするのが良いと思います。あとは動画サイトで3DCGを詰め合わせた動画を見たりしていました。

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Q.(ズバリ!)先輩にとってゲーム制作とはなんですか?
A.ゲームを作ることは自分にとって欠かせなくて、日常になりつつあります!

Q.今までやってきたゲームを教えてください。
A.初めてやったゲームはスーパーファミコンの「スターフォックス」です。この時から3Dには興味がありました。「モンスターハンター」にもハマりました。3Dゲームは自分の原点だと思います。

Q.今回の作品の自己採点をつけるなら何点ですか?
A.自分で点数をつけるとしたら…80点かな!自分のやりたいことをやって、やり切ることができたのでこの点数です。

Q.この学校に入学するきっかけになったことを教えてください。
A.入学するときの決め手は自分のやりたいこと、やってみたかったことがまさにゲームを作ることだったので、やりたいことができるこの学校を選びました。

〇後輩たちに向けて一言!
1年生:プログラムの基礎をしっかり学んで、これから楽しいことがいっぱいあるということを忘れずにね!
2年生:自分のやりたいことができるようになってくる時期です。大いに楽しんで、自分のやりたいことをやり尽くしましょう!
3年生:就職活動が始まって大変な時期だろうけど、「自分はゲームを作るんだ!」という感覚を常に持って臨んでください!

本日はありがとうございました。先輩からの話は記者の私自身もとても勉強になりました!小笠原先輩、ありがとうございました!

◆過去のゲーム学部関連ブログはこちら
https://blog.hal.ac.jp/tokyo/category/game

【CG学部】アドビシステムズ株式会社~スペシャルゼミ開催~

世界で活躍するクリエイターがイラストやパッケージ、雑誌やジャケットなど様々なデザイン制作に使用しているアプリケーション「Illustrator」や「Photoshop」などを提供している、『アドビシステムズ株式会社』からエバンジェリスト:仲尾毅氏をお招きして、スペシャルゼミを開催しました。

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今回のテーマは「アドビが提供する次世代コンテンツ制作環境」です。最先端のツールを駆使することにより、作品制作の幅や作業工程の効率性などの「可能性を広げる」ことを目的とした内容でした。

今までPhotoshop、Illustratorなどの、クリエイティブソフトに精通してきた学生たちでしたが、様々な機能に驚かされていました。

例えば、修正するのに色々と苦労していた作業もボタン一つで解決する「AIテクノロジーが駆使された最新機能」や、手持ちのスマートフォンで手軽に加工が出来、且つPCとも連動することによって更に作業効率が上がる「モバイルとの連動性」など、

目の前で披露された最先端のツールを駆使した方法を目の当たりにして、色々な可能性が開けることに改めて気づかされたようで、仲尾氏のお話に熱心に聞き入っていました。

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▲アドビシステムズのソフト・サービス一覧。たくさんの種類が全世界で使用されています。

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▲スマホアプリのツールとPCが連動する一面の紹介です。

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▲真剣なまなざしで聴講している学生達。時には革新的なツールにどよめきもありました。

最後に仲尾氏から 「世界から見た日本は、『最もクリエイティブな国』として評価されている。その国で専門的な技術を学んでいる皆さんは『クリエイター』として自信を持っていいことです。自分の学んできたクリエイティビティを尊重し、学んだことを誇りに思ってください!」 という熱いメッセージを頂き、学生たちにとって、学びの多い講義になりました。

【アドビシステムズ株式会社】 http://www.adobe.com/jp/about-adobe.html

【ミュージック】サウンドプロデューサー 加納氏 ~スペシャルゼミ開催~

「踊る大捜査線シリーズ」「サマーウォーズ」「ファイナルファンタジー」などの音楽を担当し、最近では、監督:山戸結希・主演:小松菜奈、菅田将暉の映画『溺れるナイフ』を手がけるなど、映画やドラマ、TVCM、様々なアーティストの楽曲など幅広く担当・活躍しているサウンドプロデューサー/ミキシング&レコーディングエンジニアの加納氏をお招きして、スペシャルゼミを開催しました。

今回のテーマは「レコーディングエンジニアとは/現場の要求と準備」です。
レコーディングエンジニアとしても活躍されている加納氏より、仕事内容をはじめ、どういう点を大事にしているのか、現場ではどのようなことが求められているのか等を自身の実体験を交えながらお話しいただきました。

また加納氏からリアルタイムに就職活動をしている学生達に向けて、求められる人物像や、どうしたら目標に近づけられるのか、等教えていただき、学生達は真剣な眼差しで聞き入っていました。

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講演の途中では、皆が知っている有名アーティストのライブ現場での裏話や、時には恋愛話に例え、その都度、学生達も笑いながら盛り上がっている場面もありました。

最後には数々の熱いメッセージをいただき、学生たちにとって、大変有意義な講義となりました。

【加納洋一郎氏 オフィシャルHP】
http://www.yoichirokano.com/Welcome.html

【CG映像学科・ゲームデザイン学科】テレビ朝日クリエイト 特別講義実施

今回は、テレビ番組、映画、イベント、CG、VFXなどの企画・デザイン・制作を手掛けているテレビ朝日クリエイトのCG制作局課長 渡辺 雅章氏にお越し頂きHAL東京のCG映像学科・ゲームデザイン学科の学生達に向けて特別講義を実施して頂きました。

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今回の講義テーマは「テレビ放送におけるオンエアグラフィックスについて」

オンエアグラフィックスとは、報道・情報・バラエティー・スポーツなどのTV番組でCG技術をリアルタイムに駆使して情報発信をすることです。

例えば天気予報のニュースでは、アナウンサーが話している横に日本全国の天気予報・気温などの画面が瞬時にでてきますよね。他にもスポーツ中継の際に、サッカーの試合でシュートを打った選手の情報が即座にでてきたり、M-1グランプリの審査員の点数表がすぐに発表されたりと、テレビの様々な場面でこの技術が使われています。

「テレビはおもしろくなければいけない」と語る渡辺さん。普段、何げなく観ているテレビの中にこのオンエアグラフィックスの技術がたくさん使われていることを知り、学生達も関心を持って講義を聞いていました。

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渡辺氏の講義に真剣に耳を傾ける学生達。

 講義の最後には、学生達が書いた質問表をもとに時間ぎりぎりまで答えて頂きました。

「今の仕事は楽しいですか」

「なぜこの仕事をしようと思ったのですか」

「テレビ朝日の仕事環境はどうですか」

学生達の質問に対し、渡辺氏もありのままお話していました!

 

学生から直接、渡辺氏に質問も!

業界で働く人に直接、話を聞ける貴重な機会です。

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「業界では幅広く技術を持っている人が求められています。どんな作品でもいいのでまずは作って見せることが大切。自分のやりたい仕事にこだわって今やっている勉強を一生懸命頑張ってください」

渡辺氏の言葉に学生達も大変刺激になったことでしょう。

 

株式会社テレビ朝日クリエイト HP

http://www.tv-asahi-create.co.jp/

 

【ロボット学部】石黒 浩氏 特別講義実施

6月中頃、世界的なロボット工学者で現在、大阪大学で教授としてもご活躍されている石黒 浩氏にお越し頂き、HAL東京のロボット学部の学生達に向けて特別講義を実施して頂きました。

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石黒氏は二足歩行ロボットや外見や動きが人間そっくりのアンドロイドなどの研究・開発をしています。最近ですと、日本テレビの番組『マツコとマツコ』に登場する、マツコ・デラックスさんそっくりのアンドロイド「マツコロイド」を制作!

「世界を変える8人の天才」に選出され、「世界の100人の生きている天才」でも上位に

ランクインするほど世界的にも有名なロボット工学博士です。

今回の講義テーマは「10年後・100年後・1000年後のロボットの未来」

人と対話するロボットや実世界で活動するロボットが今後、どんどん登場してくるという石黒氏。将来的に飲食店・旅行会社などの案内役をロボットが行うこともあるそうです!

また、石黒氏が手がけた「日清カップヌードルロボタイマー」の動画を見せて頂きました。ラーメンができる3分間の間にカップヌードル型のロボットが自由自在に動くというアイデアは、当時の日清の関係者が一目見てすぐ気に入り採用されたとのこと!

「アイデアひとつでいくらでもおもしろいことができる」という石黒氏のメッセージに学生達はみな、興味を持って聞いていました。

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石黒氏の講義に真剣に耳を傾ける学生達。

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石黒氏の講義は、どれも身近なものをテーマにしており、学生達に分かりやすいものばかりでした。講義中は常に学生達の笑い声で教室が大変盛り上がりました。

ありがとうございました。

 

大阪大学 HP

http://www.humanware.osaka-u.ac.jp/professor/ishiguro_hiroshi/