キャンパスライフを支える学生

HAL東京入学相談室です。

今回はHAL東京の学校生活を支えるアシスタントスタッフ(以下AS)4名に記事を書いてもらいました。
ハルブロ2回に分けてお届けします。

一人目💻
学生広報スタッフ
R・Tさん

・ASとは
ASとはアシスタントスタッフの略で、主に先生の補佐や設備の管理を行う学生組織です。
他にも学内イベントのお手伝いや運営を行っています。

・仕事のやりがい
ASは体験入学の日に参加者の誘導や授業中のサポートを行います。
体験授業の時は参加者の方とたくさんお話しをするので、コミュニケーション力が付きました。体験入学に参加した未来の後輩に「ありがとう」と言われることもあり、その一言が嬉しくてやりがいを感じます。それだけではなく朝から実習準備をし、午後から体験入学のサポートを終えた後は「達成感」を感じます。他学科のASとも交流があり、わからない課題の話や雑談をしたりして、いつも楽しく過ごしています。

・ASとして1年間で成長したと思うこと
最初は体験入学に来る参加者の方に話しかける事も出来なかったのですが、先輩がどのようにして話しかけているのか観察し、参加者が困っていたらすぐに対応出来るようになっていきました。また、サブリーダーにもなり、当日の運営を取りまとめ(誘導係に指示を出したりする役割)をする貴重な経験をしました。私は今まで高校まで学級委員などの経験がなく、人に指示をするということをやったことが無いので「自分に取りまとめが務まるのか?」と思いながらも、みんなに助けてもらいながら運営しています。

・ASでのエピソード
一番最初にASになった時は他の学生に話しかけるのが少し怖かったのですが、「自分から変わりたい」と思い、勇気を出して話しかけたことで仲良くなることができました。イベントの司会をしたときに、セリフが飛んでしまい話せないことがありました。その時一緒に司会を務めた友人が、私のセリフも覚えていてくれて、イベントを止まることなく進行することが出来ました。失敗を落ち込んだのですが、相方が優しく「大丈夫だよ」と励ましてくれたのが印象に残っています。「失敗」というものは恥ずかしいですが、人前で話すことに対して自信につながったことは良い経験になりました。

・今後の目標
これからASに新入生が入ってくる中で先輩らしい姿を見せていきたいと思います。そして自分が1年間ASの活動をやってきて明るくなれたことを活かして友達が出来るのか?という不安を少しでもなくしてあげられたらいいなと思います。もう一つはASのメンバーから学内コンテストの入賞やゲーム大賞で賞を取ることも目標です。

・その他
もしASに入らずに学校生活を送っていたら今のように他学科と仲良くなり、人前で話したりする経験をすることも出来ずに成長しなかったと思います。ASの活動の中で何気ない会話が楽しいと毎日思っていて、もし少しでもやってみたいと思う人がいたらぜひ入学後にASの活動に参加してください。

二人目💻
学生広報スタッフ
N・Kさん

・ASの説明
Assistant Staff(通称;AS)は、HAL東京内の生徒が一年次自ら立候補する形で加入申請を行います。加入規定はただ一つ「本人にASに参加する強い意志があるか否か」。要するに、やりたい、貢献したい、己の経験値を上げたいという気持ちがあれば参加できます。

次にAssistant Staffの加入した後のお話です。ASは、普通の学生とは異なり、HAL東京の看板を一歩前に出て背負っていく存在となっています。年間を通じての成績基準は出席率95%以上、課題提出率は100%を維持することを大前提とします。

上記の記載を読むとASの存在を重く感じてしまうと思いますが、そこには過去にASの歴を築き上げた先輩と先生の信頼があります。そして、HAL東京の学生としてもっと高みへ、同じ高みを目指す仲間と共にHAL東京そのものを引っ張る存在になれる。そんな学生生活を送れる場所こそがAssistant Staffです。

・仕事内容
活動内容は大きく分けて3つあります。

まず、1つ目が常駐部署になります。
常駐部署は、1~6限のどこかの一コマにASルームに待機します。
その際ASルームに設置してあるプリンタのインクや用紙の交換を行います。又、プリンタの扱いに困った学生がいた場合はレクチャーします。何か問題が起きた場合は臨機応変に対処しなければいけないなど、学内設備管理の窓口という重要な責務となっています。常駐の学生達は、常にその責務を胸に刻みつつ自身の勉学やASルームの清掃など気を配らせながら業務を全うしています。新しいソフトウェアのインストールもASがお手伝いすることもあります。

2つ目は体験部署になります。
体験部署は、隔週土曜日に学校へ登校し、体験授業の下準備、授業のアシスタント、誘導etc…をサポートします。最近では新たに、ASの学生によるトークライブを開始し、心境や学校の雰囲気を生の声で伝えられるというコンセプトを元に企画しました。また、体験授業のアシスタントでは参加者の分からない部分、困った部分などを教えたりと普段では味わえない教える側としての視点を経験することが出来ます。体験部署では、入学を考えている未来の後輩を招き入れる機会であり、コミュニケーション能力の向上に踏まえ、臨機応変さなどの経験値を得ることが出来ます。更に、他学科の教員とコンタクトを取れます。その連携は、周りからの助け舟の多さとチャンスを掴む多さを意味しています。

3つ目はHAL東京の各種イベントのお手伝いです。
新入生オリエンテーション、入学式、卒業式、、未来創造展etc…です。昨年はコロナの事情もありお手伝いが不可となってしまったものもありますが、勉学だけでは身に着けられないスキルアップをする機会が幾つも巡ってきます。また、学生がイベントを立案し、実行に移すESスタッフ(通称;イベントスタッフ)。こちらもコロナの影響により盛んに活動は出来ませんでしたが、リモートを上手く活用し、上級生と下級生との顔合わせ会が開かれました。
そして、イベント内ではかなり大規模なAOスキルアップ講座の運営です。AOスキルアップ講座内のイベントの1つをAssistant Staffが担い、計画、運営します。昨年のAOスキルアップ講座では、キャンパスライフ紹介を映像やインタビュー形式でまとめ、学生と先生との生トークライブでは会場を湧かした記憶を鮮明に覚えています。

・ASでのエピソード
昨年はコロナの影響化により学校へ登校すること自体がままならない異例な環境下でしたが、ASに入ったお陰でリモートという状況内でも人との交流を取ることが出来、又先輩方や他学科の友人から勉学を教えて頂いたり、興味のある学科の受講内容を互いに共有し合ったりなど、良き経験になりました。

・ASとして1年間で成長したと思う事
私は、リーダーという立ち位置で意見を伝える、指し示すという体験をしたことがありませんでした。したがって、1年生の時はそういった経験が出来たらなと思っていました。また、コミュニケーション能力に長けていたわけではないので、人前で話す機会もあればと望んでいました。

そして、その機は訪れました。それが、AOスキルアップ講座です。
私はAOスキルアップ講座では、副リーダー兼司会を務めました。
これはチャンスだと思い、全力で取り組みました。

自身を予想以上に過信していたなと反省した部分は多かったです。上に立つ人の苦労を実感し、心が折れそうになった時もあります。その度に仲間や先生方に助けてもらい、仲間と作り上げた企画を無事に終え、ハイタッチしたあの日を私は忘れません。

・今後の目標
昨年度は自身が経験できなかったこと、興味があったものに手を出していました。今年度も変わらずいたい気持ちは山々ですが、学生で居られる時間には限りがあります。私が今一番したいことを考え、今年度は勉学に一層努めるべきだと考えました。また、趣味にも一歩前の領域へ踏み込もうと思い、コンテストや資格関連で趣味に対してももっと広い視野で挑戦したいと思っています。その為に、ASでは様々な学科の学生が在籍しているので、先生方に教えを乞い、自身のスキルを更に磨いていきたいです。
更に、ゲームを作るという視点で将来職に就く身として、ライバル達はどんな勉強をしているかなどのリサーチをしようと考えています。昨年自身で欠けていた部分の反省点を見直しつつ、ゲーム大賞に向け尽力します。自身の事のみならず、ASでも新たに一年生を迎え入れる先輩として、HAL東京という名を同じく背負っていく同志として切磋琢磨しながら共に頑張っていきたいです。

・最後に一言
人生最後の学生生活になる方が多いなか、普通の学生生活では味わえない経験を巻き起こしたい、何か自分を変えたいという方にASはおすすめです。自身を追い込むことで苦労することは多々ありますが、その分目標を成し遂げ得た経験値は、自身の今後を何倍もの楽しませる糧となり、自信へと繋げるものとなるでしょう。その懸け橋となるASへ、是非足を踏み込んでみてください。AS一同お待ちしています。

トークライブ中の様子
トークライブ中の様子2