学生広報スタッフより

HAL東京 入学相談室です。

今回はゲーム学科の学生に、HALでの生活について記事を書いてもらいました。
Tさんは高校卒業後、HALへ進学し現在 2年生の女子学生です。
ブログのテーマは「HALでの1年を振り返って」です。

学生広報室スタッフ
ゲーム4年制学部ゲーム制作学科2年生
Tさん 女性・東京都出身 

・入学に至った経緯
→姉とゲームを遊んでいるときに心を打たれた作品があり、初めてゲームで感動して泣いたことがありました。そのゲームは自分の中でお気に入りとなり、シリーズを追って遊んでいます。そして「ゲームは人を楽しませることが出来る」ことを知り、自分も人を楽しませたいと思いました。

その後自分でゲームはどうやって作られるのか調べたとき、1人で制作しているわけではなく「音楽」「イラスト」「プログラム」など様々な人が関わって1つのゲームが作られていると知り、純粋に「すごい」と思いました。その時まだ小学生の頃でしたが、その日から色々なゲームをしてゲーム会社に勤めたいと小さいころから考えていました。

丁度自分が高校3年の頃に「夢に、噛みつけ。」というHAL東京のCMを見ました。そのCMは最初個性がない女の子でしたが、クリスタルに噛みつくほど個性が出てきて、強い女性になるイメージなのではと印象づきました。そこでクリスタル=プログラムに噛みついて自分の知識に詰め込みたいと思い何度も体験入学に参加して入りたいと思いました。

・HALでの学び
→最初はプログラムもどうやって打ち込めばいいのか分からなかったのに、画面に図形を出しそれを動かしたりすることが出来ました。
1年のHEW(学年末の進級制作展)では迷路のような作品も作ることができるようになりました。

・1年間で成長したこと
→高校が女子高校だったのでクラスの男子となじめるのか不安もありましたが、HALに通ってここまで皆勤賞を取れたことにびっくりです。
私は高校まで「なんのために学校に通っているのか」と思っていましたが、専門学校に入り「早くゲームを作れるようになりたい」というやる気に満ちていたので、「人はやる気に満ちていると頑張れる」のだと思いました。そこで入学前に見たCMの「夢に、噛みつけ。」があったのですが、自分が少しでもプログラムに嚙みついていっている気持ちで今進んでいます。

・自分にとってのゲームの存在
→小学校の頃に人間関係で悩んだ時期があり、小学校4年生頃からMMORPGにのめり込んでいきました。
そこで出会ったフレンドと仲良くなり、周りの人に言えなかったことなど相談に乗ってくれて生きる自信を持つことができました。RPG系のゲームでは人との関わり方を学び、英語の文章で読めないゲームがあったら英語を調べる力も付きました。
“ゲームに人生を救われた”と言ってもいいほどすごいものだと感じています。

・学校でのエピソード
→中高思うように学校へ行けなかったこともあり数学や英語が苦手でした。そこで少しでも分からないことがあれば先生に質問することにしています。HALではたくさん友人もできて、今を楽しめています。学科を超えて友人ができているので、趣味で音楽を出来るようになりたいと言ったらミュージック学科の友達が教えてくれることになりました。また、同じ学科の友人もプログラムを1対1で教えてくれて、理解度が低い私に優しく分かりやすく教えてくれたことで課題をこなせるようになりました。

・進路検討中の方へ
→体験入学の後の個別相談でHAL東京に入りたいという想いが強く、自分が入学できるのかと個別相談の先生に相談したら泣いてしまったことがありました。しかし、それほど「HALへ入りたかったんだ」という気持ちに自分自身気付くきっかけにもなりました。
私は初心者なので、「プログラムを触ってこなかった」、「中高休みがちだった」こともあり不安もありましたが、今では友達もでき、ゲームを作れるようになり、過去の自分があったからこそ今があるのだと思えるようになりました。

・今後の目標
→一人の力で一作品のプログラムを打ち込めることです!
1年生のHEWでは自分が満足した作品を提出することが出来なかったので、その時の作品を手直しして作ることから始めていきたいと思います。
1歩ずつでもプログラムを1人で打ち込み、人に教えたり、ゲームを実際に作れたらいいなと思っています。

上段:プログラムしたゲーム
下段:ポリゴンで制作したアート