日本ゲーム大賞への道

今週から「日本ゲーム大賞への道」と題してチームの活動に密着することになりました。
HALがどういったチーム制作をしているか学生目線からお届けします。

テストステージを調整中!

今週はプランナーというゲームの仕様を決めてくれる人たちの仕事を紹介します。

今週はプランナー二人で意見を出し合いながらゲーム内に出てくるプレイヤーやオブジェクトのサイズなどの仕様を考えています。先生方に意見をもらいブラッシュアップをし、一番気持ち良い動きに近づきつつあります。

今回のゲーム大賞のテーマは「感触」なので操作感を徹底的に突き詰められればと考えています。

テストプレイ画面

15年連続と7度大賞!!

甲子園への出場記録のようですが、こちらは「日本ゲーム大賞」の受賞の記録です。

2021年のゲーム大賞では総応募数493点の中から受賞作品10作品が選出。そのうち3作品がHAL東京の学生チームによるもの。全国最多受賞校となる輝かしい結果でした。

『⽇本ゲーム⼤賞』の中でもアマチュア部⾨は、全国の⼤学・専⾨学校などの“アマチュア”クリエイターたちがオリジナル作品で競い合う、ゲームクリエイターの登⻯⾨。HALは『⽇本ゲーム⼤賞』としてコンテストが始まって以来、15年連続受賞・7度の⼤賞を受賞している実績No.1校です。

毎年入学してくる学生は変わりますが
■ 学習環境が整っていること
■ 大賞受賞を叶える指導ノウハウがあること
■ 優秀な学生たちが切磋琢磨技術を磨いていること
■ ゲーム学科だけでなく、映像やサウンドを学ぶ学生も学内にいること
が強さの秘密でしょうか。

学生の目線から見ると
〇 プログラマー、デザイナー、プランナーなどゲームを各視点から専門的に学んだ学生同士で制作する楽しさ
〇 どうやってユーザーを楽しませるか本気で考えあえる仲間がいること
〇 毎年受賞者を送り出してきた先生たちがサポートするため困ったときに頼る人がいる

毎年ゲーム大賞に臨む学生たちは、「日本一のゲームを作ろう!」という意識で応募するため例年学生たちの技術レベルも上がっています。

今年のゲーム大賞へ向けての制作は数か月前から始まっています。
現在学生たちは制作の真っ最中です。
たまにはチームのメンバー同士でお互いのいいところを伝えあったり感謝の気持ちを伝えあったりしましょう。
そしてみなさんを支えてくれる家族にも「学校に通わせてくれてありがとう」と感謝を伝えよう

「今の○○業界についてどう思いますか??」

今週は先輩が就職面接で聞かれた質問特集。

今の○○業界についてどう思いますか??

これは自身の業界に対する展望を聞かれています。
・業界のことに詳しい雑誌や新聞
・新しい技術やソフトウェアの動向
・業界でシェアを多数持っている企業の動向
など、業界についてのアンテナをもっておき定点で観察していくと
業界の変化などを知ることができます。

またその動向に対して自身がどう思うのかも問われています。
集めた定点の情報や変化からどう思うのかを言葉にするように
しておきましょう。

「デザイナーとプランナーの意見がぶつかったらどうしますか?」

今週は就職の面接でHALの先輩が聞かれた質問特集。

在校生がとあるゲーム会社の就職面接で聞かれた質問なんだとか。

あるゲームのディレクターで予算も人員もスケジュールも全部統轄する
立場だと仮定して
デザイナーが「発売日を1か月延期してデザインを全面的に見直したい」
プランナーが「デザインは発売日以降にオンラインで修正するとしてなんとか発売日を遵守したい」
あなたが最終的に最終決定権者だったらどうしますか??

デザイナーの意見を尊重するならゲームの完成度は高まるけれど、
ファンは離れてしまうかもしれません。
プランナーの意見を尊重するなら発売日には間に合うけれど、
完成度が低いままの作品をリリースすることになります。

答えのない質問ですが、ゲームクリエイターとして自身は何を大切にする人なのかを
問う質問かもしれません。

HALでは就職指導室の先生が担任としてついて在校生をサポートしています。
また今まで面接を受けた先輩たちの履歴が残っているので、先輩の面接レポートを
参考に就職学年の学生は準備をすることができます。