今回は富士通株式会社グローバルマーケティング部門の河合 美香氏をお招きし、
IT学部の学生達に向けてスペシャルゼミを実施しました。
今回の講義テーマは「デジタル革命を実現するビッグデータ利活用」
あらゆるモノがネットワークでつながるInternet of Things(IoT)の時代を迎える今、
富士通が取り組んでいる事業を色々とお話頂きました。
今回お話頂いた取り組みの中で特に印象に残ったお話が2つありました。
1つ目は日本体育協会から依頼を受け制作した「3Dレーザーセンサー」・「3Dデータ処理」の取り組み。「3D技術を駆使して、選手の骨格を認識し、技を判定するこの技術は、体操判定の世界標準になるだけでなく、選手にとっても自分の動きを細部まで見ることができ、ミスのない演技が可能になるなど、多くのメリットがあります。」
2つ目はインターネットでの買い物。
「ネット上にお奨めの本や商品などが自動的に表示されるのも、いつ、誰が、何を、いくらで買ったかという情報がデータとして集積されているため。商品に関してのトレンドを世代、性別、職種など毎に分析できるため、店舗でも売上の予想ができ経営戦略にも役立てることができます。」
身近なものにもネットワークがつながっていることを分かりやすく学生達にお話して頂きました。
講義の最後には学生の質問に丁寧に答えて頂きました。
学生達にとって、IoTが創りだす未来のIT時代のカタチを実感できる、
絶好の機会となったことでしょう。
富士通株式会社 HP