ハリウッド映画に携わる先輩

Lola Visual Effectsでコンポジターとして活躍する中村貴英さん。

卒業後、日本のポストプロダクションを経て、HALの校費留学制度を活用し、

サンフランシスコにあるAcademy of Art Universityに留学。

現在はロサンゼルスにあるLola Visual Effectsにて、ハリウッド映画をはじめ、

これまでに40作品以上のVFXに携わっています。

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リンク先は2023年1月現在

海外留学レポート

留学先New York Film Academy Los Angeles

CG映像学科 Hさん
(2021年度卒業生)

アメリカに来て約4 カ月、授業が始まり3 カ月程経過しました。12 月半ばの学期末に向けて学期末課題の制作に取り掛かっている真っ最中です。週末のほとんどを課題制作に時間を割いているので、あまり出かけたりする時間は取れていないのですが隙間時間でジムなどに行くようにしています。10 月末のことにはなりますがハリウッドの大通りで行われたハロウィーンパレードを見てきたので最後にそのことについても紹介させて頂きたいと思います。

モデリング・アニメーション
モデリングのファイナルプロジェクトの課題は自分で作るものを決め、それをモデリングするというものになっています。なので簡単なモデルにすればそれ程難易度は高くない課題なのですが、それだとあまり意味がないと思ったので私はキャラクターモデリングに挑戦することにしました。元々モデリングが得意ではない私にとってキャラクターのモデリングはかなり難易度が高かったのですが何とか形になってきました。
今回は使用するソフトも自由に選ぶことが出来たので、私はBlender のSculpt ツールを使って制作することにしました。Blender を使うのは初めてだったので、最初はMaya との違いに少々苦戦を強いられましたが少しずつ使いこなせるようになってきました。この後の作業としましてはRetopology をして、もし時間があれば衣服とテクスチャの制作を行うつもりです。課題としてはモデリングまでとなっていますのでスケジュールと相談して決めたいと思います。

アニメーションのファイナルプロジェクトはチェスのアニメーション制作になります。チェスの駒のデザイン、モデリング、リギング、アニメーションの過程を全て行い1 本の映像を完成させるというものになっております。
チェスの駒のデザインに関しては一般的な駒のデザインでも良いですし、全くチェスっぽくなくても大丈夫とのことだったので、私はロボットにしました。チェスっぽくなくても良いのですが、キング、クイーンなどの駒の種類は明確に分かるデザインにする必要がありました。現状アニメーションが8 割程完成しており、今後の作業内容はアニメーションの完成、レンダリング、エフェクト、音付けとなっております。最後の授業の日に、自分の作品のプレゼンテーションをしなければならないので、その準備も進めていきます。 

Halloween Parade in Hollywood
10 月31 日にハリウッドで行われたハロウィーンパレードについて紹介させていただきます。ハリウッドの大通りが通行止めとなっており、歩行者天国のような状態になっていました。渋谷のハロウィーン程人は多くなかったのですが、かなりの人混みになっていてダンスなどのパフォーマンスをしている人がいました。 

まとめ
来月で1 学期が終わるので課題制作がさらに忙しくなってくるとは思いますが、しっかり取り組んでいきたいと思います。1 学期が終わると次の学期まで1 ヶ月近く休みがあるので、12 月のレポートでは学期末課題の報告の他に、アメリカの観光地についても書きたいと思っております。以上で2022 年11 月のレポートを終わらせて頂きたいと思います。

☆☆☆☆☆☆☆ 校費留学制度 ☆☆☆☆☆☆☆
HAL東京ではグローバルな人材育成を行うための校費留学制度を設けています。
本学卒業後にアメリカの大学や専門学校に留学する制度で渡航費・入学金・学費1年分を学校負担で斡旋するものです。
今後も不定期に校費留学生として学ぶ学生からのレポートを紹介します。

美術館に行こう!

学生のおすすめを紹介する「私の推しもの」コーナーですが、
今回は特別編としてCG学科の先生に書いてもらいました。

CG学部教官 村嶋先生

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「私の推しもの」美術館に行こう!

「美術館に行こう!」が推しです、と言ってはみたものの、じゃぁ何を観ればいいか、
何をお勧めするべきか、というのを文章にするのはとても難しいと、
この企画のご相談を頂いてまず感じました。

書くべきなのは、まずその難しいと感じた理由です。
なぜ美術館紹介が難しいか。。

【美術館紹介が難しい理由】
A:各美術館のメイン展示(イベント)は、常設展示では無く、
企画展と呼ばれる期間限定のイベントものです。
なので、情弱な私なんかが、こういったブログで「国宝展が面白かったから是非!」
と紹介しても、その時は既に終わっています。おそらく全部がこの調子です。

B:「美術館に行こう!」とは、言葉として「映画館に行こう!」と
同じレイヤーである事。
つまり、「ジョーカーが面白いから是非お勧め。」とか
「呪術廻戦の映画は絶対観るよね!」といった具合に、
コンテンツ(作品)ベースの話にまで落とせないんです。
なぜかと言うと、そりゃ見たい美術展示は人それぞれ違うよなぁ~、と
心優しい村嶋先生は思ってしまいます(笑)

とはいえ、難しいからやりたくないと言う弱気な理由で、
せっかく皆さんに美術館へ行くことををお勧めできる絶好の機会を
逃すわけには参りません。とてももったいないと思います。
なぜそんなにもったいないかと言えば、経験上、美術館に足を運んで、
千円超の閲覧料金を支払ったとして、
それが無駄だった、と感じたケースがとても少ないからなんです。
これが映画の場合だと、上映後に、俺の貴重な2時間とチケット代を返せ!と思ったり、
あるいは集中できず途中から飽きた経験なんかは許枚にいとまがありません。
つまり、美術館に行っても損しないよ!(割合的に)映画より。
と言い切れる自信があり、だからこそそれを吹聴したいのです。

ただ私が美術館鑑賞に「ハズレ」が無いと思うのには、
私自身のパーソナリティーに由来するところが大きいかもしれません。
なので次に、美術館が好きな理由を、自分のパーソナリティー要素を中心に
抜き出す作業を致します。その後に、理由の一般化作業に移りましょう。
全ては分析と検証から始まります。

【(私の特性として) 美術館が好きだと感じる理由】
1物心ついたばかりの幼少の頃より、とにかく美術やデザイン、映画、アニメ、
漫画といった、動的静的にかかわらず、視覚的制作物に
関心があったから(理由は不明ですが)

2そういった幼少の頃の思いが叶い、ゲームや映像の仕事に就けたため、
仕事としても過去の作品から学びたい気持ちが高まり、それが習慣化した

3好きな女の子をデートに誘う際、デートの場所が美術館やギャラリーだと、
上記したような子供の頃からの美術知識が役に立ち、デートの目的達成にも
一役買う事が多かった、という点(勿論知識自慢には相手を選びます)

4おおよそ美術館が立てられている場所は、公園や気の利いたカフェなどと
隣接している所が多く、晴れた日を選択してさえいれば、
仮に展示自体が期待していたほど良くなかったとしても、
その日一日を有意義な物に変える、リカバリーの効きやすさがあります
(平たく言うと、無駄な一日にならない可能性が高い)

まてよ。。ここまで書いてやっとこのコラムに勝機を感じてきました。
上記した、私が好きだと感じた部分の中に、
いくつか一般化できる項目がありそうです。

【(一般的に)美術館をお勧めできる理由】
【上記1】生まれつき好きだなんて、まぁそうでない人もいるでしょう、なので除外。
【上記2】仕事の為。これはHALの門を叩いた、その道を目指している学生だとしたら、
 絶対に役に立つこと請け合い、もちろん有効です。
 補足でお伝えすると、アニメでもゲームでも映像でも、インターネット情報や、
 そのものズバリの同じジャンル作品以外、一見自分のジャンルから遠いと
 思われる作品から、インスパイアされることは多いし、それはとても重要です。
【上記3】これは私の浅ましいパーソナリティーに起因するのでパス。
【上記4】ロケーションの良さ、これについては、皆に自信を持って
 お勧めしたいポイントなので有効。

さてそうすると、この中で有効な理由は、1と4の2点、
要約すると「自分の仕事のネタ探しと、その日一日の充実度。」

この二つの目的だけでも、これは人に何かを勧める動機としては十分ではないでしょうか?

さあ、美術館に足を運ぶ目的として定義した二つ、これをきちんと把握してみましょう。
ほら、今すぐにでも美術館に行きたくなったのでなないでしょうか?

写真は過去村嶋が出かけた美術展での一コマ

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【お勧めの美術館情報】(各美術館へのリンクは2023年1月現在)
■東京都美術館:1/26から開催される『エゴンシーレ展』には
村嶋もとても期待してます!
https://www.tobikan.jp/

■国立新美術館;企画がとてもいい、学芸員さんと気が合いそう!
開催予定のマティス展はマストです!
https://www.nact.jp/

■東京都現代美術館:現代美術やトレンド追及にはもってこいです!
https://www.mot-art-museum.jp/

■新宿眼科画廊:過去に村嶋が所属したグループの個展をやったところ、
個展を中心に現代美術の面白い作品展が多いです(芝居もやってます)
https://www.gankagarou.com/

■埼玉県立近代美術館:村嶋の地元に近いこちら、過去には草間彌生展や
ロシアアバンギャルド等重要な巡回展をやりました!
https://pref.spec.ed.jp/momas/

写真は村嶋が過去に訪れた埼玉近代美術館の写真

これら以外にも、自宅周辺の画廊など、ピンときた展覧会は全部行く価値ありだと思います!
さてたまには、パソコンの電源をオフにして美術館に行きましょう!!

Honda Designの流儀

本田技術研究所・主任研究員の小林正樹氏による特別講義!Honda Designの流儀を学びました。

シビック、ヴェゼルなどホンダの代表車種のデザインに携わり、ドイツやタイの海外拠点でも活躍された株式会社本田技術研究所 デザインセンター 主任研究員の小林正樹氏をお迎えし、HALでカーデザインを学ぶ学生たちへ向けて特別講義を開催しました。

講義テーマは「自動車デザインとホンダのものづくり」。
四輪車をはじめ二輪車やパワープロダクツ、ロボットなど、世界中の人々に愛される製品を生み出してきた同社のものづくりの基本理念としてあるのが「人間尊重」という考えだといいます。単に機能だけでなく、使う人の気持ちまで考える「人中心の価値創造」という共通認識のもと、すべての製品が開発されていると言います。

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