ミュージック学科2年在校生より

HAL東京 入学相談室です。

今回はミュージック学科の学生に、HALでの生活について記事を書いてもらいました。
Oさんは高校卒業後宮城から上京し、現在2年生の男子学生です。HALでは寮の会社と提携をしていて、寮から通っている学生も多いです。ブログのテーマは「HALでの学びと寮での生活について」です。

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学生広報室スタッフ
HAL東京ミュージック学科2年生
O・Yさん 男性・宮城県出身 

・入学に至った経緯
小さいころからゲームやアニメを見て育ったのですが、その中でもドラゴンクエストという作品が大好きで自分の夢をかなえるために東京という大きな街で勉強したいと考えました。
色々な学校のオープンキャンパスに行った時に、大手有名企業で活躍していた先生の授業を受けたことがHALへ入学するきっかけになりました。

・HALでの学び
自分はミュージック学科に入ったのですが1年生の頃はじっくり時間をかけて基礎などをやるので今まで音楽をやっていなかった人でも大丈夫です!
それに先生方は実力のある先生方ばかりなので、わかりやすくかつスキルを学べます。
自分も今まで作曲などはしたことがなかったですが、楽しく頑張って学んでいます!!

・寮での暮らし
寮での暮らしのメリットは健康的な生活ができるのと友達が作れることです。寮の食事は朝夜と決められた時間に出るので食べる時間がばらばらにならずかつ健康を意識した食事になっているので健康的な生活を送ることができます。
寮内では様々な人がいるので話しかけるのに勇気はいりますが、自分が知らないことを教えてくれたり一緒に勉強したり趣味が合う友達を探すことができるのでさみしい思いはありませんでした。部屋は個室でプライバシーもあり、個人の時間もたくさんとることができています。

クリエイターズルームでのんびり
シアタールームでゲームや映画の上映会を開催

・寮の施設、友人、食事、思い出
自分は人としゃべるのが好きなので友人たちとしゃべるのはとても楽しいです!
自分の寮にはシアタールームという防音の共同部屋があるのですが、そこで友達とゲームしたり楽器演奏作曲ができるのでとても楽しいです!
食事は健康的かつおいしいうえにご飯が食べ放題なのが最高です!!!

・その他
色々なことを話しましたが楽しいことばかりではないです。勉強もどんどん難しくなってきます。それでも自分の夢をあきらめず努力して頑張れる方はぜひHAL東京に来てください!特にミュージック学科は最高に楽しいです!待ってます!!!!

居室の一例
居室の一例

自習室 大型の印刷機も完備
自習室 大型の印刷機も完備

演奏スペース
演奏スペースもあります

【ミュージック】サウンドプロデューサー 加納氏 ~スペシャルゼミ開催~

「踊る大捜査線シリーズ」「サマーウォーズ」「ファイナルファンタジー」などの音楽を担当し、最近では、監督:山戸結希・主演:小松菜奈、菅田将暉の映画『溺れるナイフ』を手がけるなど、映画やドラマ、TVCM、様々なアーティストの楽曲など幅広く担当・活躍しているサウンドプロデューサー/ミキシング&レコーディングエンジニアの加納氏をお招きして、スペシャルゼミを開催しました。

今回のテーマは「レコーディングエンジニアとは/現場の要求と準備」です。
レコーディングエンジニアとしても活躍されている加納氏より、仕事内容をはじめ、どういう点を大事にしているのか、現場ではどのようなことが求められているのか等を自身の実体験を交えながらお話しいただきました。

また加納氏からリアルタイムに就職活動をしている学生達に向けて、求められる人物像や、どうしたら目標に近づけられるのか、等教えていただき、学生達は真剣な眼差しで聞き入っていました。

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講演の途中では、皆が知っている有名アーティストのライブ現場での裏話や、時には恋愛話に例え、その都度、学生達も笑いながら盛り上がっている場面もありました。

最後には数々の熱いメッセージをいただき、学生たちにとって、大変有意義な講義となりました。

【加納洋一郎氏 オフィシャルHP】
http://www.yoichirokano.com/Welcome.html

【ミュージック学部】NHK(日本放送協会) スペシャルゼミ開催

日本放送協会(NHK) 音響デザイン部 部長  加藤 直正氏にお越し頂き、ミュージック学部の学生に向けて特別講義を実施しました。

加藤氏はNHKの朝ドラ「あまちゃん」や大河ドラマ「義経」などの音響制作を担当。

演出家や作曲家、音声部や制作部など様々な人たちと関わり合いながら、一つの音を創り上げています。

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今回の講義テーマは「音響デザイナーの思考と実践」

まずは音響デザイナーとは何かを学生達にお話し頂きました。

「音響デザイナーとは、コンテンツのメッセージを的確に伝え、すべての音の可能性を引き出しコントロールしていくことが大切。自分が好きな曲を選曲したり作ってもらうのではなく、コンテンツのための音や音楽を考え、作っていくのが仕事です。」

現場の最前線で活躍してきた加藤氏の講義に、学生達もみな真剣な表情で講義に取り組んでいました。

 

次に音響デザイナーの発想を体感!

まずは「貝殻トレーニング」。表面に凹凸のある貝と貝をこするとみなさんも聞いたことのある音がでます。さて何の音でしょう!?学生達が実際に貝を持ち、音を鳴らしながら全員で考えました。

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答えは・・・

 

カエルの鳴き声!!誰が思いついたのか、先人たちの発想力には頭が下がります。

 

次は静止画トレーニング。目黒川の満開の桜の静止画を見てどんな音が思いつくか学生達に考えてもらいました。

「川の流れる音」

「風の音」

「花見をしているにぎやかな音」

 

学生達からは色々な答えがでてきました。

中には「花見で飲みすぎた人がいたため救急車の音が聞こえます。」と答えた学生も 笑

「みなさんの日常にも様々な物や風景があります。そこでどんな音がするのか考えたり実際に音をだしてみたり毎日意識して音の記憶の貯金箱を貯めていってください。」

日々の生活の中でも色々な音響制作のトレーニングができることを教えて頂きました。

 

講義の後半では、「音響デザイン的ワークショップ」を実施!

音楽の入ってない短い課題VTRを観て、そのシーンに合った音楽は何かを考えていきます。まずは「そのシーンで何を伝えたいか」を考えたあと、4種類の音楽を流し、どの曲が一番合うかグループディスカッション!どのグループも色々な意見がでてきて、白熱したディスカッションが行われていました。

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グループディスカッションのあとは各グループの発表!

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グループで話し合った内容を全体に発表していきました。なんと6グループ中5グループが同じ曲を選択!発表後は実際のシーンに曲を合わせて全員で聞いてみました。

今回のワークショップで、「最初に選曲に手をつけてはダメ。そのシーンでは何を伝えたいのか、どんなことを感じて欲しいのかを考えてから選曲すること」を学生達は学びました。

 

講義の最後には学生達からの質疑応答。1人1人丁寧に答えて頂きました。

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「音響デザインは心のデザイン。人の気持ちを音にする仕事でもあるし、デザイナーの心もいくら隠してもそのまま出ちゃいます。映像の奥にある見えないものを音で表現できるようになるのが最大の目標。いつも周りの音に耳を傾け、時には実際の現場に出向き、見えているものの「奥」を想像し、感じ取りながら音の勉強をしていって欲しい。」

加藤氏の講義に学生達も大変刺激をもらい勉強になったことでしょう。

 

日本放送協会 HP

http://www.nhk.or.jp/